DOJIN選書<br> 40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか―体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術

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40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか―体温の科学から学ぶ猛暑のサバイバル術

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759816822
  • NDC分類 491.361
  • Cコード C0347

内容説明

夏が暑いのは当たり前。しかし、体温以上の「命に関わる危険な暑さ」に、人体は対応していけるのだろうか。本書では、身近であるにもかかわらず、十分に理解できているとは言い難い「人間の体温調節」のしくみに焦点を当てる。体温はどのように決まっているのか、カラダを冷やすしくみ、温度の感じ方、ヒト以外の動物の暑さ対策、熱中症はなぜ発症するのか、運動と体温の関係など、さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす。猛暑を乗り切る知恵が得られる1冊。

目次

第1章 環境と人の関係
第2章 カラダの温度とその意味
第3章 カラダを冷やす道具たち
第4章 温度を感じるしくみ
第5章 脳と体温調節―考えない脳の働き
第6章 フィールドの動物から暑さ対策を学ぶ
第7章 熱中症の話
第8章 運動と体温
第9章 発達、老化、性差など
第10章 温度や暑さにかかわる分子や遺伝子
おわりに 40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか

著者等紹介

永島計[ナガシマケイ]
1960年兵庫県宝塚市生まれ。85年京都府立医科大学医学部医学科卒、95年京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。京都府立医科大学附属病院研修医、イエール大学医学部ピアス研究所ポスドク研究員、王立ノースショア病院オーバーシーフェローなどを経て、現在、早稲田大学人間科学学術院教授。博士(医学)。専門は生理学、とくに体温・体液の調節機構の解明(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

25
ヒトや動物の体温維持の方法、体温調節の方法などがわかりやすく書かれている。40℃越えの日本になるのなら、そのための対策をすればいい。前向きに受け止められる本だった。2019/10/14

読書は人生を明るく照らす灯り

21
生きていけるけど、しっかりとした空調環境の設置が必須。社会福祉の一つとして、クーラーと電気代は無料にしないと2024/07/17

21
…生きていけても、生きていきたくない。極めて狭い体温の許容範囲内でしか人は生きていけない。但し、人の生理機能や衣類、水分補給等の後付けの知恵でそれを補完することはできる。そこまできたら都市環境も変えよう、40℃超えの日本列島に人は住んでいけなくはないが、人の過ちのために40℃超えの場所にしてはいけないという本。微々たるものかもしれないけど、ちょこっとずつ変えてこれたんだから、もう少し変えていきたい…。ただ、変えるには幾例かの人死にが不可欠だという、この日本人特有の問題が一番やばいのではと思ったり。2019/08/25

ばんだねいっぺい

20
 大事なのは、「コア温」。熱烈な温度上昇に伴い「夏眠」など、行動を変化させることが必要だとわかりました。2019/08/16

jackbdc

5
体温と熱中症に関するtips。ヒトが生きていける気温の範囲は意外と広く40℃越えでに逆にマイナス40℃越えでも衣類や建築土木工業技術等の知恵と工夫により生存は十分に可能である。一方で体温の研究家である著者の主張としては「体温の許容範囲が非常に狭く」僅かに10℃程度という。体温調節は精密な仕組みで保たれているが、何らかの理由により破綻したものが熱中症である。本書で紹介される動物の生態は興味深かった。齧歯類の唾液分泌や塗布による体温調整、体温調整をせず生き延びるラクダ、冬眠ならぬ夏眠をする砂漠の小動物の例。2021/10/24

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