出版社内容情報
テクノロジーの進歩は,社会に大きな変化をもたらす.私たちは,現在のテクノロジーだけでなく,未来のテクノロジーとどう付き合っていけばよいのだろうか.本書では,生殖医療,遺伝子操作,サイボーグ,不老長寿,人工知能,仮想現実などを取り上げ,それぞれのテクノロジーの現状を整理し,『ガタカ』『ロボコップ』『マトリックス』といったSF映画も参照しながら,まだ見ぬテクノロジーと社会の関係を予測する.気鋭の哲学者による刺激的論考!
1.子供をつくる
2.よりよい子供をつくる
3.生命を創造する
4.薬で頭をよくする
5.身体を改造する
6.長く生きる
7.考える機械をつくる
8.働く機械をつくる
9.データを分析する
10.人の心を読む
11.薬で幸福になる
12.別の世界をつくる
13.テクノロジーをめぐる論争
鈴木 貴之[スズキ タカユキ]
著・文・その他
内容説明
テクノロジーの進歩は、社会に大きな変化をもたらす。私たちは、現在のテクノロジー、そしてまだ見ぬテクノロジーとどう付き合っていけばよいのだろうか。本書では、生殖医療、遺伝子操作、サイボーグ、不老長寿、人工知能、仮想現実などを取り上げ、それぞれのテクノロジーの現状を整理し、『ガタカ』『ロボコップ』『マトリックス』といったSF映画も参照しながら、テクノロジーと社会の関係を予測する。気鋭の哲学者による刺激的論考!
目次
なぜテクノロジーの未来を考えるのか
子供をつくる―『ジュニア』で考える生殖テクノロジー
よりよい子供をつくる―『ガタカ』で考える遺伝子テクノロジー
生命を創造する―『ジュラシック・パーク』で考えるバイオテクノロジー
薬で頭をよくする―『アルジャーノンに花束を』で考える能力増強テクノロジー
身体を改造する―『ロボコップ』で考えるサイボーグ・テクノロジー
長く生きる―『永遠に美しく…』で考える不老長寿テクノロジー
考える機械をつくる―『2001年宇宙の旅』で考える人工知能
働く機械をつくる―『ターミネーター』で考えるロボット・テクノロジー
データを分析する―『マイノリティ・リポート』で考える情報テクノロジー〔ほか〕
著者等紹介
鈴木貴之[スズキタカユキ]
1973年、神奈川県生まれ。2003年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。南山大学人文学部准教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は哲学(心の哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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