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科学ジャーナリストの半世紀―自分史から見えてきたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 257,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759815719
  • NDC分類 402.1
  • Cコード C0040

出版社内容情報

現代の科学・技術をどう捉え,どう伝えていくか,いまほど日本の科学ジャーナリズムの力が問われている時代はない.本書は,毎日新聞の第一線の科学記者として長年活躍してきた著者の個人的な体験とエピソードを交えながら,これまで営々と歩んできた日本の科学ジャーナリズムの一断面を綴ったエッセイ集である.自省を込めた著者の言葉は,現場の科学記者や科学ジャーナリズムを志す若い方がたの考えるヒントになるだろう.

まえがき
プロローグ
1.二重らせん発見の年
2.中之島での懐かしい四年間
第1部 大阪時代
3.進路を決めたスプートニク
4.「日本科学記者協会」の誕生
5.大阪時代に書いた記事
第2部 東京時代
6.消滅していた科学部
7.東大紛争の発端に遭遇
8.あわや大惨事、アポロ13号を取材
9.アメリカ公害取材の旅
10.「神への挑戦」(西欧編)
11.「神への挑戦」(ソ連編)
12.遺伝子組み換え技術とモラトリアム
13.「人口爆発」との関わり
14.尊厳死と安楽死
15.スプーン曲げ騒動
16.「タバコロジー」の長期連載
17.禁煙・嫌煙アメリカの旅
18.常設コラム「記者の目」
19.ソ連 原子力の旅
20.『背信の科学者たち』の訳出
21.健康欄300回の思い出
22.一般科学雑誌の盛衰
23.印象に残る先輩科学記者
24.東 昇先生と平山 雄先生の思い出
第3部 フリーランス時代
25.連帯する医学ジャーナリスト
26.連帯する科学ジャーナリスト
27.海外の科学ジャーナリストとの連携
28.二冊の科学ジャーナリズムの本
29.「理系のレトリック」に取り組む
30.科学ジャーナリストと広報
31.日本の科学ジャーナリズムは一流半か
エピローグ
32.3.11の衝撃と悔悟
33.科学ジャーナリストの未来
あとがき
付録
科学ジャーナリズム関連略年表
主な著作物

内容説明

科学記者になってから、55年が夢幻のごとく過ぎ去った。自らの体験を通じて語るその真摯な生き方と自省を込めた言葉は、明日の若き科学ジャーナリストたちへの希望のメッセージでもある。

目次

プロローグ(二重らせん発見の年;中之島での懐かしい四年間)
第1部 大阪時代(進路を決めたスプートニク;「日本科学記者協会」の誕生 ほか)
第2部 東京時代(消滅していた科学部;東大紛争の発端に遭遇 ほか)
第3部 フリーランス時代(連帯する医学ジャーナリスト;連帯する科学ジャーナリスト ほか)
エピローグ(3・11の衝撃と悔悟;科学ジャーナリストの未来)

著者等紹介

牧野賢治[マキノケンジ]
1934年愛知県岡崎市生まれ。1959年大阪大学理学部大学院修士課程修了(理学部化学科)。1959年毎日新聞社に入社、編集委員(科学・医学担当)を経て、1989年定年退職。1991年東京理科大学助教授に就任、1992年同教授(専門は科学技術ジャーナリズム論)。1999年定年後、同大学で嘱託教授、教授(非常勤)として2009年まで教える。現在、フリーの科学ジャーナリスト。日本科学技術ジャーナリスト会議理事(元会長)、日本医学ジャーナリスト協会名誉会長。米国科学ライター協会(NASW)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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