出版社内容情報
阪神大震災に続き,東日本大震災の巨大地震も予知できず,「地震予知は一般的に困難」という政府機関の報告も出された.しかし依然として東海地震の予知をめざす国の方針は変わらず,混乱が生じている.南海トラフ巨大地震発生が叫ばれるなか,われわれはどう考え,行動していけばよいのか.ライフワークとして地震問題を追いかけてきた元科学記者が,現在の地震予知めぐる構造的矛盾に斬り込み,警鐘を鳴らす.
第1章 地震予知バトル(仮想対談) 激論・地震予知は可能か!?
第2章 地震予知は科学と言えるか
第3章 東海地震の予知と大震法のゆくえ
第4章 前兆現象の真偽は?
第5章 地震予知 とっておきの話
第6章 地震予知に賭けてもよいか
第7章 さあ今度は南海トラフ巨大地震
第8章 地震予知のゆくえ―未来を託すには
〔巻末付録1〕主な地震と地震予知 略年譜
〔巻末付録2〕地震予知関連 用語解説
内容説明
地震予知の構造的矛盾に斬り込む警鐘の書。長年取材を続けてきた元科学記者が、地震予知の生々しい舞台裏と今後あるべき姿を示す!!
目次
第1章 地震予知バトル(仮想対談)激論・地震予知は可能か!?
第2章 地震予知は科学と言えるか
第3章 東海地震の予知と大震法のゆくえ
第4章 前兆現象の真偽は?
第5章 地震予知 とっておきの話
第6章 地震予知に賭けてもよいか
第7章 さあ今度は南海トラフ巨大地震
第8章 地震予知のゆくえ―未来を託すには
著者等紹介
横山裕道[ヨコヤマヒロミチ]
1944年仙台市生まれ。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。1969年毎日新聞社入社。科学環境部長兼論説委員などを歴任し、2003年から淑徳大学国際コミュニケーション学部教授。2011年から客員教授。埼玉県和光市環境審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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