• ポイントキャンペーン

絶対微小―日常生活を量子論で理解する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 403p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759815467
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C1042

出版社内容情報

第1章 シュレーディンガーの猫
第2章 絶対的なサイズ
第3章 波動についてのあれこれ
第4章 光電効果と,そのアインシュタインによる解明
第5章 光というもの~波動なのか粒子なのか
第6章 光子の大きさとハイゼンベルクの不確定性原理
第7章 光子,電子そして野球のボール
第8章 量子のラケットボールと果物の色
第9章 水素原子とその歴史
第10章 水素原子の量子論
第11章 多電子原子と元素の周期表
第12章 水素分子と共有結合
第13章 何が原子どうしを結びつけるのか~二原子分子
第14章 より大きな分子たち~多原子分子の形
第15章 ビールと石けん
第16章 脂肪と,その二重結合についてのすべて
第17章 温室効果ガス
第18章 芳香族分子
第19章 金属,絶縁体そして半導体
第20章 量子の世界に思いをはせよう

【著者紹介】
M. D. Fayer

目次

シュレーディンガーの猫
絶対的なサイズ
波動についてのあれこれ
光電効果と、そのアインシュタインによる解明
光というもの~波動なのか粒子なのか
光子の大きさとハイゼンベルクの不確定性原理
光子、電子そして野球のボール
量子のラケットボールと果物の色
水素原子とその歴史
水素原子の量子論〔ほか〕

著者等紹介

フェイヤー,マイケル・ディビット[フェイヤー,マイケルディビット] [Fayer,Michael D.]
現在、スタンフォード大学化学教室で量子化学の講義を担当。ロサンゼルス市出身で、1974年カリフォルニア大学バークレー校博士課程(化学)を修了後、26歳の若さでスタンフォード大学の助教となり、1980年准教授、1984年に教授へ昇進した。2007年から米国科学アカデミー会員。レーザー科学、分子分光学などで米国物理学会、米国化学会の双方から数かずの賞を受賞

丑田公規[ウシダキミノリ]
北里大学理学部教授。1977年京都教育大学教育学部附属高校卒。1987年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。京都工芸繊維大学助手、(独)理化学研究所研究ユニットリーダーなどを経て、2011年より現職。専門はソフトマターの物理化学と化学物理

吉信淳[ヨシノブジュン]
東京大学物性研究所教授。1980年京都教育大学教育学部附属高校卒。1989年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。ピッツバーグ大学博士研究員、理化学研究所副主任研究員などを経て、2007年より現職。専門は表面物理化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はるゆう

1
金属も、多数の分子軌道が合わさっている、という記述が参考になった。金属の自由電子、というのも、一種の非局在化状態で、多数の原子と共有されることで、安定になっている、ということか?2014/05/06

とりもり

1
なぜ物には固有の色があるのかなど、身近な題材に量子力学が密接に関連していることを解き明かす一冊。中盤がやや冗長で閉口したが、後半の分子結合の説明辺りから面白くなり、後半は一気に読了した。sp混成軌道なんて、大学の時の量子力学の授業以来、久し振りに聞いた単語だったが、この本の説明は非常に平易で分かり易い。但し、全体を通して読者を選ばないほど易しいかと言われると、ちょっと敷居が高い気はする。化学同人の本だから、仕方ないのかも知れないけど。トランス脂肪酸の話は非常に勉強になった。★★★★☆2014/03/26

cocolate

0
なかなかすんなりとは読む進めなかったけど、かなり面白かった。こうゆう内容の取り上げ方の本はないかも。最後の方でああ、もう終わっちゃうのか。と思うくらい。バンドギャップのところはもうひと押ししてくれたらうれしかった。2014/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6624231
  • ご注意事項

最近チェックした商品