アートオブプロセスケミストリー―メルク社プロセス研究所での実例

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  • サイズ B5判/ページ数 288p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784759814927
  • NDC分類 499.3
  • Cコード C3043

出版社内容情報

1.非ヌクレオシド逆転写酵素抑制剤
2.CCR5受容体拮抗剤
3.5-α還元酵素阻害剤:フィナステリド
4.リザトリプタン
5.選択的エストロゲン受容体調整剤
6.HIVインテグラーゼ阻害剤:ラルテグラビル
7.ニューロキニン-1(NK-1)受容体拮抗剤
8.グルコキナーゼ賦活化剤
9.CB1Rインバースアゴニスト

目次

第1章 非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤“エファビレンツ”
第2章 CCR5受容体拮抗剤
第3章 5α‐還元酵素阻害剤“フィナステリド”
第4章 5‐HT1D受容体アゴニスト“リザトリプタン”
第5章 選択的エストロゲン受容体調整剤“SERM”
第6章 HIVインテグラーゼ阻害剤“ラルテグラビル”
第7章 シクロペンタン骨格をもつNK‐1受容体拮抗剤
第8章 グルコキナーゼ賦活化剤
第9章 CB1Rインバースアゴニスト“タラナバント”

著者等紹介

安田修祥[ヤスダノブヨシ]
北海道出身。1976年東京工業大学理学学士。1978年東京工業大学大学院修士課程修了。1978年藤沢薬品工業(株)中央研究所入所。1987年東京工業大学大学院博士後期課程修了。1988~1989年Colorado State Universityポスドク。1990年藤沢薬品工業(株)退職。1990年Merck Research Laboratories入所、現在に至る。おもな研究テーマは、Process ResearchとOrganic Synthesis(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダーブラ

1
創薬は今やどんどん人員が削減されている分野ですし,徐々にAIなどに取って代わられる勢いで,この本に描かれている仕事はだんだんと過去の遺物となってしまう可能性があると思いますが,それでも反応ルートがどんどん改善される過程を目の当たりにすると美しさやあこがれを感じてしまいますね.このような仕事に長けた人材,頭が良い方々であることは間違いないので,うまく横滑りさせることができる道筋を明確化させることを,創薬分野の経営陣に求めたいと思います.2019/07/27

ななみ

0
世界に冠たる化学の巨人・メルク社の研究所で行われているプロセス化学 -医薬の候補となる化合物を、いかに効率的に、安全に、かつ安価に合成するか- の実例を紹介した本。医薬研究というと創薬化学、本書で言うところのメディシナル化学が注目されがち。しかし医薬の本質は患者さんに届いてこそ発揮されるもの。それを支えるプロセス化学もまた、エキサイティングで実に面白い。化学系の仕事の多くがそうであるように、大量のアイデアを生み出して生み出して、検証しては捨て続ける作業の先に洗練があるという真理を楽しむのもまた良し。2013/06/23

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