出版社内容情報
第1章 物理化学とは何か
1.1 物理化学とは
1.2 物理化学で何を学ぶか
1.3 ミクロな視点からの化学
1.4 マクロな視点からの化学
第2章 エネルギー保存の法則
2.1 気体分子の運動
2.1.1 速度と運動量
2.1.2 運動の法則
2.1.3 エネルギーと仕事
2.2 気体の内部エネルギー
2.2.1 分子運動と内部エネルギー
2.2.2 温度と内部エネルギー
2.2.3 圧力と内部エネルギー
2.3 熱力学の第一法則
2.3.1 熱力学の第一法則
2.3.2 気体の仕事
2.3.3 気体の熱
2.4 状態関数
2.4.1 状態関数
2.4.2 気体の等温変化
2.4.3 気体の定圧変化
2.5 熱化学
第3章 エントロピー増大の法則
3.1 熱力学の第二法則
3.1.1 最大仕事
3.1.2 可逆過程
3.1.3 トムソンの原理
3.2 エントロピー
3.2.1 ボルツマンの原理
3.2.2 エントロピーの熱力学的定義
3.2.3 エントロピー増大の法則
3.2.4 温度に依存したエントロピー変化
3.3 平衡とエントロピー
3.3.1 相変化とエントロピー
3.3.2 化学反応とエントロピー
第4章 量子力学の基本原理
4.1 粒子性と波動性
4.1.1 光の粒子性
4.1.2 物質の波動性
4.2 量子力学の基本概念
4.2.1 確率振幅と重ね合わせの原理
4.2.2 同種粒子
4.2.3 不確定性原理
4.3 波動関数
4.3.1 シュレーディンガー方程式
4.3.2 波動関数の性質
4.3.3 一次元運動
4.3.4 二次元の回転運動
4.3.5 波動関数と物理量
第5章 原子と分子
5.1 水素原子
5.1.1 水素原子のシュレーディンガー方程式
5.1.2 水素原子の波動関数
5.1.3 スピン
5.1.4 水素原子の発光スペクトル
5.2 多電子原子
5.2.1 一電子近似
5.2.2 遮蔽効果
5.2.3 フントの規則
5.2.4 周期律
5.3 分子
5.3.1 化学結合
5.3.2 混成
各章末問題と解答
目次
第１章 物理化学とは何か（物理化学とは；物理化学で何を学ぶか ほか）
第２章 エネルギー保存の法則（気体分子の運動；気体の内部エネルギー ほか）
第３章 エントロピー増大の法則（熱力学の第二法則；エントロピー ほか）
第４章 量子力学の基本原理（粒子性と波動性；量子力学の基本概念 ほか）
第５章 原子と分子（水素原子；多電子原子 ほか）
著者等紹介
枝元一之［エダモトカズユキ］
１９５８年大阪府生まれ。１９８１年京都大学理学部卒業。１９８６年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。１９８７年東京工業大学理学部助手、１９９３年同助教授、２００４年より立教大学理学部化学科教授。理学博士。専門は物理化学、表面科学。現在の研究テーマは「遷移金属リン化物触媒の機能性の解明」「酸化物薄膜の合成と機能性の評価」など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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