DOJIN ACADEMIC SERIES
現代質量分析学―基礎原理から応用研究まで

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  • サイズ A5判/ページ数 514p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759814132
  • NDC分類 433.2
  • Cコード C3343

出版社内容情報


1 章 マススペクトロメトリーとは何か
2 章 質量分析学の発展史
3 章 イオン化法 1:質量分析の基礎となるイオン化法
4 章 イオン化法 2:ソフトイオン化法
5 章 イオン化法 3:アンビエントイオン化法
6 章 質量分離装置
7 章 質量分析用検出器
8 章 同位体の科学
9 章 フラグメンテーション
10 章 ソフトイオン化とラジカル誘起フラグメンテーション
11 章 イオンの計算化学
12 章 イオン反応論
13 章 クロマトグラフィーとの結合
14 章 イオンモビリティと質量分析法との結合


15 章 スペクトルデータを得る方法
16 章 スペクトルデータの読み方
17 章 クロマトグラフィー / 質量分析のための試料調製法


18 章 オミクス計測科学
19 章 プロテオミクス
20 章 メタボロミクス
21 章 リピドミクス
22 章 グライコミクス
23 章 イメージング
24 章 先天代謝異常症
25 章 微生物
26 章 生体超分子
27 章 有機金属錯体系超分子
28 章 薬物動態
29 章 工業材料
30 章 表面分析
31 章 宇宙地球科学における同位体
32 章 データベース MassBank
略語一覧
付録 イオン化法の変遷/各種付表/元素の同位体組成表

目次

第1部 基礎編(マススペクトロメトリーとは何か;質量分析学の発展史;イオン化法1 質量分析の基礎となるイオン化法 ほか))
第2部 データ解析と試料調製編(スペクトルデータを得る方法;スペクトルデータの読み方;クロマトグラフィー/質量分析のための試料調製法)
第3部 応用編(オミクス計測科学;プロテオミクス;メタボロミクス ほか)

著者等紹介

高山光男[タカヤマミツオ]
1955年群馬県生まれ。1980年工学院大学工学部卒業。現在、横浜市立大学生命ナノシステム科学研究科教授。薬学博士

早川滋雄[ハヤカワシゲオ]
1952年京都府生まれ。1977年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、大阪府立大学大学院理学系研究科教授。博士(理学)

瀧浪欣彦[タキナミヨシヒコ]
1964年和歌山県生まれ。1989年大阪大学薬学部卒業。現在、塩野義製薬(株)Global Development Officeニュープロダクトプランニング部所属

和田芳直[ワダヨシナオ]
1950年徳島県生まれ。1975年大阪大学医学部卒業。現在、地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター研究所長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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zoe

23
2013年のマス本。イオン化して飛んでいく分子は質量を計測できる。分子量が大きくなると、飛ばしやすく工夫をする。混合物は測定しにくいので精製したあとイオン化する。アカデミアと産業界がミックスしてはじめて素晴らしい成果が生まれる世界。最近では分析を軽んじている場面がしばしばあるようで腹立たしい。今後は益々、分子量も大きくなり、構造も複雑になる物質の解析を進めていくことが生命科学には必要。構造科学の先生が「応用分析を進めていけば実はサイエンスの基礎に立ち返る」とおっしゃっていたが、本当にそう思う。2021/01/16

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