Dojin選書<br> 落ちない飛行機への挑戦―航空機事故ゼロの未来へ

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落ちない飛行機への挑戦―航空機事故ゼロの未来へ

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759813579
  • NDC分類 538.02
  • Cコード C0365

出版社内容情報

1903年のライト兄弟の初飛行から110年の歴史を持つ飛行機.その間,航空技術は驚異的ともいえるスピードで発達を遂げてきた一方,大惨事となる数々の事故の経験があった.航空技術の獲得は,安全確保への人類の挑戦でもあった.本書では,航空の110年を振り返り,航空技術発展の過程を概観する.また,事故の教訓を安全性・信頼性向上に活かすのためにどんな取り組みがなされてきたか,さらに「落ちない飛行機」実現のために進められている研究を紹介する.

第1部 航空の110年(飛行機の誕生から旅客機の成立まで/音速突破から大型旅客機の誕生まで/空の自由化と新たな競争の時代) 

第2部 航空安全獲得への歴史(初期の航空機事故から事故調査を確立まで/技術課題と自然現象の克服/信頼性管理の成果と限界/ヒューマンファクターから組織管理へ) 

第3部 落ちない飛行機をめざした研究(パイロットの操縦技術に学ぶ/故障した飛行機を安全に飛行させる)

内容説明

1903年のライト兄弟の初飛行から110年の歴史を持つ飛行機。その間、航空技術は急速な発展を遂げた一方、大惨事となる事故も発生した。航空技術の獲得は、安全確保への人類の挑戦でもあった。本書ではまず、110年の航空史を振り返り、航空技術発展の過程を概観する。そのうえで、数々の航空機事故の教訓を安全性・信頼性の向上に活かすためにどんな取り組みがなされてきたかを検証し、著者が手がける人工知能を用いた「落ちない飛行機」をめざした研究を紹介する。

目次

第1部 航空の110年((1900年代~1930年代)飛行機の誕生から旅客飛行の成立まで
(1940年代~1970年代)音速突破から大型旅客機の誕生まで
(1980年代~2000年代)空の自由化と新たな競争の時代)
第2部 航空安全獲得への歴史(初期の航空機事故から事故調査の確立まで;技術課題と自然現象の克服;信頼性管理の成果と限界―細部に宿るのは神か悪魔か;ヒューマンファクターから組織管理へ)
第3部 落ちない飛行機をめざした研究(パイロットの操縦技術に学ぶ;故障した飛行機を安全に飛行させる)

著者等紹介

鈴木真二[スズキシンジ]
1953年岐阜県生まれ。79年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。(株)豊田中央研究所を経て、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授。工学博士。専門は飛行力学、飛行制御、航空イノベーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

16
1日100万人以上が空を飛ぶ時代(2頁)。もう14年もご無沙汰しているが、 海外に出かける用事は非正規ではなかなか見いだせない証拠か。ジュラルミンというアルミ合金でつくられている機体(29頁)。重量は寸法の3乗で増加するが、揚力は寸法の2乗で増加。大型ほど軽量化が要求されるゆえん(31頁)。2014/09/02

後藤良平

2
一億人マイルあたりの死亡者は、飛行機0.01人、バス列車0.05人、車0.72人。数字では飛行機が安全。787やA350では、CFRP(炭素繊維強化プラスティック)の使用量が構造重量の約50%。主翼、胴体、尾翼などはほとんどとのことで驚く。錆びない、疲労にも強い、軽いとまさに無敵。色々な墜落事例が出てくるが、離陸着陸時のマイクロバーストは恐怖だ。空港付近への雷雲の接近があれば、飛行機の運行が止まるのもしょうがない。機体破損時のマニュアル操縦を助ける人工知能研究には大いに期待したい。年間No.3榴岡図書館2022/01/09

ドリアン・グレイ

0
学科で勉強してきたので読むのが難しくなかった。2017/01/23

ななみ

0
飛行機のこれまでとこれからをきれいにまとめた本。人類の歴史の中で飛行機の占める割合はごく小さいけど、その間にライト兄弟からニューラルネットワークによる「落ちない飛行機」まで長足の進化を遂げた裏には、安易な「安全第一」に甘んじることなく続けられた偉大な先人たちの挑戦がある。「完全な安全を求めるなら、鳥を眺めていればいい」というライト兄弟の兄・ウィルバーの言葉を噛み締めるべきは今かもしれない。2014/09/30

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