出版社内容情報
美しさと深い関係にあるといわれる「黄金比」.雪の結晶や花といった自然の美しさにひそむ「シンメトリー」.機能を追求する過程でデザインされた人工物がもつ「機能美」――.本書では,自然物か人工物かを問わず,身の回りにあふれる美しい形に隠された美の要素を探る.美しい顔に隠された秘密とは,いくつものパターンが創作された連続模様はなぜ美しいのか,橋の頑丈さを生む構造になぜ美しさも感じるのかなどを足がかりとして,ある形を美しいと感じる理由に迫る.
「美しい」とはそもそもどういうこと?
I. 黄金比は本当に美しいのか?(1.形がもたらす印象/2.「美しい顔」とはどんな顔?)
II. シンメトリーと美の関係(3.連続模様とシンメトリー/4.自然の世界のシンメトリー)
III.人工物の機能美(5.流線形はなぜ機能的なのか/6.橋の機能美) なぜ美しいと感じるのか?
内容説明
比率の持つ印象と美の関係とは?自然の造形になぜ美しさを感じるのか?流線形のデザインがかっこよい理由とは?身の回りにあふれる美しい形の秘密を探る。
目次
1 黄金比は本当に美しいのか?(形がもたらす印象;「美しい顔」とはどんな顔か)
2 シンメトリーと美の関係(連続模様とシンメトリー;自然の世界のシンメトリー)
3 人工物の機能美(流線形はなぜ機能的なのか;橋の機能美)
著者等紹介
牟田淳[ムタアツシ]
1968年東京都生まれ。99年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東京工芸大学芸術学部准教授。理学博士。芸術学部に所属する理学系教員として、アートと数学、サイエンスのコラボをめざす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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