Dojin選書<br> 「左脳・右脳神話」の誤解を解く

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Dojin選書
「左脳・右脳神話」の誤解を解く

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759813517
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0311

出版社内容情報

1.左右脳研究とは何なのか?
2.離断脳手術
3.離断脳研究前夜
4.左右差確認の時代
5.左右差の検証から左右脳交互作用の検討へ
6.忘れられた機能的離断脳研究
7.左右脳研究の展開
8.認知革命と左右脳研究
9.聴覚の左右脳差
10.これからの左右脳研究を考える
終.左右脳神話はなぜ生まれるか

内容説明

虚実入り交じる左脳と右脳をめぐる言説。「右脳を活性化すれば創造力が伸びる」「音の感じ方は日本人と西洋人で違う」など、しぶとく生き延び、「神話」になったものもある。本書では、長きにわたり左右脳研究の第一線で活躍してきた著者が、研究の歴史的な流れを解説し、神話が生まれた要因や科学的に明らかとなっている事柄を解説する。脳の話にとどまらず、科学錯誤情報を生み出さないために必要なことを考える。

目次

第1章 左右脳研究とは何なのか?
第2章 離断脳研究の源流―脳梁を離断したヒト
第3章 離断脳研究前夜―両眼間転移の意味するもの
第4章 左右差確認の時代
第5章 左右差の検証から左右脳交互作用の検討へ
第6章 忘れられた機能的離断脳研究―左右脳の共働を探る
第7章 左右脳研究の展開―発達と左右脳差
第8章 左右脳研究の新展開―認知革命の影響
第9章 聴覚の左右脳差―「角田テスト」と「日本人の脳」
第10章 これからの左右脳研究を考える
終章 左右脳神話はなぜ生まれるか

著者等紹介

八田武志[ハッタタケシ]
1945年滋賀県生まれ。68年大阪市立大学文学部心理学科卒業。大阪教育大学心理学教室教授、名古屋大学大学院環境学研究科心理学講座教授などを経て、名古屋大学名誉教授、現在、関西福祉科学大学副学長。文学博士。専門は神経心理学。ラテラリティ研究に始まった脳研究の対象は、最近では中高年の記憶、注意、言語などの認知機能の発達様相の検討へと進んでおり、高齢期に認知機能をリザーブするための処方箋を書きたいと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
専門家には最初から疑問視されていた角田本。帯・キャッチフレーズが右脳神話を生んだ「右脳革命」。2022/09/23

春風

3
ニセ科学批判本かと思って読み始めたら、ほぼ左右脳研究史の話だけ。ひどく地味な内容なのだけど、科学の現場は地味なものだというのが著者の言いたいことかもしれない。2013/05/05

Shu

2
いろいろな研究結果が書かれているが難しくてパラパラめくる程度にした。脳は未知の臓器だということを再認識した。2013/09/16

すくすく

1
右脳を鍛える的な言葉が一人歩きしているが、科学的実証が十分取れていない中で流行り言葉になっているだけであることを本書は丁寧に読み解いてくれている。2022/10/10

ZED

1
図書館で借りた。途中はほぼ飛ばし読みでした。例えば、雷は雲の雷神が鳴らしていると信じていても日常生活に困らない人がいる。右脳左脳を信じると科学的な正しさは違うけど、他人に自慢気に語れるだろう。脳を理解するためにはこの考え方の方がよい理屈がなかったのでまだまだ右脳左脳信仰はつづくだろう。これから右脳左脳を語っている人を見たら、信じ込みやすい人だなあと思っておこう2013/06/16

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