出版社内容情報
1.水中文化遺産と水中考古学(先史時代の遺産/他)
2.水中文化遺産は誰のもの?(「沈没船引き揚げ」は不可/他)
3.水中考古学の方法(水の中は良く見えない/他)
4.世界の水中考古学(世界最古の沈没船/他)
5.日本の水中考古学(元寇の水中遺跡/他)
内容説明
いま世界が注目する水中文化遺産。海洋戦略、文化政策はもとより、外交交渉のカードとしても使われ始めている。その背景には、ダイビング技術の普及や海洋工学機器の急速な技術革新による、水中考古学研究の著しい進展がある。その一方で、世界統一基準のもとでの保全管理も火急の課題として浮かび上がってきている。考古学、人類学、歴史学、地理学、法学、化学など多岐にわたる学際的な研究分野ともいえる水中考古学の最新動向の紹介を通して、今なぜ水中文化遺産が重要か、その本質を説く。
目次
第1章 水中文化遺産と水中考古学(水中文化遺産;人間の遺骸は残らない ほか)
第2章 水中文化遺産は誰のもの?(自由の時代;各国独自の取り組み ほか)
第3章 水中考古学の方法(水中文化遺産の同定;偶然の発見 ほか)
第4章 世界の水中考古学(ヘルメット潜水;スクーバ・ダイビングの発明 ほか)
第5章 日本の水中考古学(モースと海事文化遺産;曽根論争 ほか)
著者等紹介
岩淵聡文[イワブチアキフミ]
1960年東京都生まれ。83年早稲田大学第一文学部史学科卒業。85年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。90年オックスフォード大学大学院社会人類学科博士課程修了。現在、東京海洋大学海洋工学部海事システム工学科教授。テキサスA&M大学海洋考古学研究所連携研究員。哲学博士(オックスフォード大学)。専門は社会人類学・海洋文化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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