Dojin選書<br> DNA鑑定は万能か―その可能性と限界に迫る

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Dojin選書
DNA鑑定は万能か―その可能性と限界に迫る

  • 赤根 敦【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759813319
  • NDC分類 498.92
  • Cコード C0345

内容説明

いわゆる「足利事件」におけるDNA鑑定では、なにが問題だったのか。いまDNA鑑定の信頼性は大きくゆらいでいるのか。1990年代から、犯罪捜査にも本格的に導入されたDNA鑑定。本書では、DNAの分析方法を丁寧に解説しながらその能力を探るとともに、それ自体がはらむ“弱点”に迫る。20年以上DNA鑑定に携わってきた研究者の冷徹な分析によって明らかとなる、大いなる可能性と避けることのできない限界。

目次

第1章 法医学鑑定と個人識別
第2章 DNA鑑定でなにができるか
第3章 DNAとはなにか―名称と構造と分析方法
第4章 DNA鑑定の検査対象(1)塩基配列の反復STRと塩基の変異SNP
第5章 DNA鑑定の検査対象(2)父親由来のY染色体と母親由来のミトコンドリアDNA
第6章 DNA鑑定は万能か―その限界と問題点

著者等紹介

赤根敦[アカネアツシ]
1960年島根県生まれ。84年島根医科大学卒業、88年島根医科大学大学院医学系研究科博士課程修了。医師、医学博士。島根医科大学法医学講座助手を経て、関西医科大学法医学講座教授。専門は法医学、とくに法医遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シロクマとーちゃん

2
法医学教室でDNA鑑定のためにどんな実験が行われているかを詳しく説明してあります。かなり専門的な内容が多く、難しいですが、筆者がいいたいことはDNA鑑定の技術的進歩は著しいものの、現実の実験はいつもうまくいくとは限らずグレーな結果がでることもあるということ。しかし、それが科学は万能だと思い込んでいる陪審員には白か黒かの確定的な結果に見えてしまう。こうした科学者と一般人のミスコミュニケーションを防ぐことがえん罪を防ぐことにつながるのかもしれないということだ。2015/09/25

たろーたん

1
法医鑑定は「人体の鑑定(司法解剖)」「物体の鑑定(血液とか)」「書類の鑑定(レントゲンとか)」があるのだけど、これは物体の鑑定の話。DNA鑑定はパッと出来るものだと思っていたけど、やはり週単位、下手すると月単位かかるらしい。また、DNA鑑定は完璧って思うけど、やはり、それを解釈する人は人間なので技術上のミスや期待によるミスリードはあるらしい。外来DNAによる汚染も少なくないみたい。ハイルブロンの怪人の事件は非常に面白かった。あと、余談だけど、切り裂きジャックにルイス・キャロル犯人説とかあったんだ…。2019/09/28

たぬき

1
この辺までがリアル2012/10/25

櫻主

0
武道館の近くにある科学技術館の売店は面白い。いろんな実験グッズが科学おもちゃなどを売っている。書籍もあって本書はそこで購入した。「殺人犯はそのにいる」といった本を読んだ。そこには、DNA鑑定の危うさが書かれている。そうそう科学技術館で買った本があったとあらめて読んでみる。科学は万能ではない。限界がある。こんな当たり前のことを多くの人は思ってもみないし、科学を志す人であっても忘れてしまうことは間々ある。神でもない限り世に絶対はない。それはそれとしてDNA鑑定とはどのように行うのかを知るには本書はお勧めです。2019/10/14

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