出版社内容情報
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地球環境は今温暖化や資源の枯渇など解決すべき問題が山積している.これらの問題を解きほぐす新たな視点を提供する。
内容説明
地球環境はいま、温暖化、生物多様性、化石燃料・鉱物資源の枯渇、環境汚染などの解決すべき問題が山積している。しかもこの問題群は複雑に絡みあい、また解決への道は平坦ではない。ではこれらの問題をどう理解し、いかに克服していけばよいのか。本書では、ミクロには見えにくかった各要素の関係をマクロにとらえ、複雑な問題を解きほぐすための新たな視点を提供する。環境問題の真の理解へ向けて。
目次
序章 自然と人間が織り成す相互関係の把握と理解
第1章 宇宙船地球号の制御
第2章 地球の気候システムを理解する
第3章 地球環境の指標―生物多様性と生態系サービス
第4章 進化論的環境観
第5章 必要とされる文明の転換―低炭素、共生、循環型社会に向けて
第6章 コモンズとしての環境をどう管理するか
第7章 環境の経済学
第8章 資源・エネルギー利用と環境負荷
終章 アジアの視点から
著者等紹介
井村秀文[イムラヒデフミ]
1947年石川県生まれ。74年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。環境庁、外務省OECD日本政府代表部、横浜市公害対策局、九州大学工学部などを経て、名古屋大学大学院環境学研究科教授。工学博士。専門は環境システム工学、中国の環境問題など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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