内容説明
1960年に発明されたレーザーは、半導体レーザーや超短パルスレーザーの進展に伴い、産業用だけでなく、家電製品や医療などわれわれの暮らしのなかにも入ってきており、今日では欠かせないものとなっている。レーザーとしてはYAGレーザー、CO2レーザー、エキシマーレーザー、半導体レーザーがよく知られているが、本書では今後の発展が最も期待されている超短パルスレーザーであるフェムト秒レーザーに焦点を当て、それに関連する各分野で画期的な業績をあげておられる方がたに執筆をお願いした。
目次
ようこそフェムト秒の世界へ
基礎編(フェムト秒レーザーの基本原理;フェムト秒レーザーの応用の基本原理)
応用編(フェムト秒レーザーによる加工;フェムト秒レーザーを利用した計測・分析;フェムト秒レーザーを利用した通信・エネルギー;フェムト秒レーザーを利用したバイオ・医療;フェムト秒レーザーの新しい展開)
著者等紹介
平尾一之[ヒラオカズユキ]
1951年大阪府に生まれる。1979年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。京都大学大学院工学研究科教授。専門は無機材料化学・レーザー化学。工博
邱建栄[キュウケンエイ]
1964年中国寧波市に生まれる。1992年岡山大学大学院自然科学研究科博士課程修了。中国浙江大学材料系教授。専門は材料物理化学。工博(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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