有機金属と触媒―工業プロセスへの展開

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  • サイズ B5判/ページ数 110p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784759809480
  • NDC分類 437.8
  • Cコード C3043

内容説明

1950年代初頭のフェロセン発見以来、有機金属化学の驚異的な進展とこの分野に対する関心の高まりは、汎用化学製品とファインケミカルズの製造における均一系触媒プロセスの実用化と密接に関係している。この入門書の目的は過去半世紀にわたる、この分野の発展を概観することである。第一には、均一系および不均一系触媒の双方の理解に、有機金属化学がどのように影響をもたらしたのかについてとくに強調したい。第二には、この期間に発展した均一系触媒が適用されたおもな商業生産について述べたい。

目次

1章 有機金属化学と触媒反応
2章 有機金属化学の反応機構
3章 ヒドロホルミル化とその関連反応
4章 酢酸とアセチル系化成品
5章 ナイロン中間体―1、3‐ブタジエンのヒドロシアノ化
6章 オレフィンのオリゴマー化とポリマー化
7章 ファインケミカルズ合成

著者等紹介

碇屋隆雄[イカリヤタカオ]
1948年長野県に生まれる。1976年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、東京工業大学大学院理工学研究科・フロンティア創造共同研究センター教授。専攻は分子触媒化学、超臨界流体反応化学。工学博士

山田徹[ヤマダトオル]
1958年北海道に生まれる。1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学理工学部化学科教授。専攻は有機合成化学。理学博士
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