内容説明
化学の研究が人生そのもの。化学を愛し、研究に120%の力を注いだ独創的化学者野依良治博士の全魅力。
目次
1部 野依良治博士の研究哲学―研究はみずみずしく、単純明快に!(研究はみずみずしく、単純明快に!;21世紀を日本化学の時代にするために;新時代の化学者 ほか)
2部 野依良治博士学問と創造の軌跡―分子不斉触媒BINAPの誕生とその拓く世界(私たちの有機化学;C2キラリティーを活用する不斉反応剤・触媒の設計;プロスタグランジンの化学合成 ほか)
3部 祝・ノーベル化学賞受賞―受賞理由と野依良治博士の人となり(化学の研究は私の人生;ノーベル化学賞受賞おめでとう;2001年ノーベル賞解説・キラル触媒による不斉合成 ほか)
巻末資料 野依良治博士の業績リスト
著者等紹介
大嶌幸一郎[オオシマコウイチロウ]
1947年兵庫県生まれ。1970年京都大学工学部卒業。現在、京都大学大学院工学研究科教授、工学博士
北村雅人[キタムラマサト]
1956年愛知県生まれ。1978年名古屋大学農学部卒業。現在、名古屋大学物質科学国際研究センター教授、農学博士
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