内容説明
「科学は危険で恐ろしいもの」か?…この忌まわしいイメージは、科学の本当の姿なのだろうか。小説や文学作品などに描かれている科学のイメージは、時には誇張されたり、歪曲されている場合が多い。文系人の見た“虚と実”の両極でゆれ動く科学のイメージを、尖鋭なタッチであらいだす。
目次
プロローグ サイエンス・イメージをめぐる虚と実
1部 ジャーナリストの見たサイエンス・イメージ
2部 小説家の見たサイエンス・イメージ
3部 文学者の見たサイエンス・イメージ
4部 思想家の見たサイエンス・イメージ
エピローグ 多様な科学の心象風景