出版社内容情報
本書は,いま発展著しい有機触媒の分野における日本の最先端と世界の動向を探るという趣旨で書かれた,有機触媒の今後を考える一冊.
目次
第1部 有機触媒への扉(座談会・有機触媒の魅力は手軽さと「鈍感力」だ!;入門解説・「有機触媒」とは何か)
第2部 有機触媒を用いた不斉合成(デザイン型キラル相間移動触媒を用いる実用的不斉合成;シンコナアルカロイド型相間移動触媒;プロリンおよびプロリン誘導体を用いたアルドール反応、Mannich反応;プロリンおよびプロリン誘導体を用いたMichael付加反応、付加環化反応 ほか)
第3部 有機触媒を用いた非不斉合成(酸素酸化剤;フラビン酸化触媒;有機ヨウ素;有機超強塩基を用いる変換反応 ほか)
著者等紹介
丸岡啓二[マルオカケイジ]
1953年三重県生まれ。1980年ハワイ大学大学院化学科博士課程修了。現在、京都大学大学院理学研究科教授。専門は有機触媒化学。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 文化人類学 人文科学選書
-
- 和書
- 高温超電導体の物理