内容説明
われわれが生物に学ぶもののひとつとして、どのような機構で外界からの情報を取り入れているかということがある。その中でも、われわれがものを見てそれを認識する視覚情報を処理する機構が、多くの人の努力でどのように解析され、どのように理解されるに至ったか、ということが本書で述べてゆくことの主題である。
目次
1章 眼とロドプシン
2章 光受容細胞での電気信号の発生
3章 レチナールをもつタンパク質
4章 光受容タンパク質
5章 速い光反応
6章 タンパク質に起こること
7章 ロドプシンと形質膜との間
8章 感度調節
9章 光受容細胞の電気信号から視覚まで
-
- 和書
- SISの構築技法