目次
1章 微生物とは(生物とは;地球の先住民は微生物;新しい分類法;微生物を分離してみよう;地上より地下の微生物の方が多い;1パーセントの微生物しか分離できていない)
2章 極限環境微生物(微生物のポテンシャル;100℃でも元気な微生物;超好熱菌の耐熱性の秘密;南極の特殊微生物)
3章 人類生存は微生物のお陰(将来に備えるために;環境を整えてくれる微生物;消化を助けてくれる微生物;汚染物質を分解除去してくれる生物;伝統的バイオとニューバイオ。)
4章 パワフル微生物の創成(遺伝子組換え微生物;人工モデル細胞はつくれるか)
5章 微生物利用と広がる未来(人間として守るべきルール;産業界における微生物利用;国際的な取り決めと今後の課題;広がる微生物の世界)
著者等紹介
今中忠行[イマナカタダユキ]
1945年満州大連市生まれ。1967年大阪大学工学部発酵工学科卒業。1969年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。1970年大阪大学工学部助手。1973年マサチューセッツ工科大学博士研究員(出張)。1981年大阪大学工学部助教授。1989年大阪大学工学部教授。1996年京都大学大学院工学研究科教授(合成・生物化学)。2003年アメリカ微生物学アカデミーフェロー。2004年11月~2005年3月第46次南極地域観測隊員。2004年しらせ大学学長。2005年南極大学学長。2005年日本学術会議会員。研究分野、生物工学。日本生物工学会生物工学賞、有馬啓記念バイオインダストリー協会賞、日本化学会賞など多数を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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