内容説明
この「配位化学」第２版は、配位化学の基本的な事がらについて解説することを目的にしている。内容については、近年の進歩を取り入れ、配位化学の諸概念が重要な役割を演じている領域から、興味ある結果を選び、それについて解説することにした。また、有機金属化学と均一系触媒反応の主要な事がらおよび生体中や固体中における金属イオンの働きに関して急速に進展している研究の成果についても述べている。
目次
１章 序論と歴史的発展
２章 配位結合
３章 立体化学
４章 配位化合物の合成と反応
５章 錯体の安定度
６章 配位化合物の反応速度論と反応機構
７章 有機金属化学と最近の研究トピック
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
2
わかりやすい。疑問点がいくつか残ったが最初の1冊には丁度いい。2016/06/24
本まーちゃん
1
そうなのかワード：ヘモグロビンの分子量は64500．金属カルボニルは揮発性で有害。CoCl2水溶液による「あぶりだし」、懐かしい。2023/06/28
