内容説明
結婚、離婚、職転々、家転々、年金4万8千円。長~い自分探しのその果てにやっと見つけた、幸せのかたち。
目次
第1章 子どものころは輝いていた
第2章 わたしの長かった自分探しのこと
第3章 『女が家を買うとき』は正解だったのか
第4章 女がフリーで生きるのは大変だ
第5章 わたしの生き方の原点はイサドラ・ダンカン
第6章 わたしが探し続けた「幸せ」とは
著者等紹介
松原惇子[マツバラジュンコ]
1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジ大学院にてカウンセリングの修士課程修了。39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』(文藝春秋)はベストセラーとなり流行語にもなった。一貫して「ひとりの生き方」をテーマに執筆・講演活動を行っている。1998年にNPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げ、おひとりさまの老後を応援する活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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タピオカ
16
松原惇子さんは『女が家を買うとき』『クロワッサン症候群』を書いた方。73歳の今、自分を振り返り分析して これからやるべきことを整理するために書いたとのこと、潔い。「子どもがいる、お金がある、健康だという条件ではなく、思う仕事につけなくても、思ったほど給料がもらえなくても、友達がさっていっても、老いぼれても、嘆くのではなく、今この瞬間を「幸せだなぁ」と思える自分でいることこそが、幸せではないだろうか」2023/11/14
寅ちゃん
4
誰しも感じるのは同じようなことだ。これだけ個人の時代になってきても、職場に行くと子持ち主婦と独身女への待遇の違いに驚く。他にも悩んでる人がたくさんいるのか、この本は一年近く図書館で待った。松原惇子は初めて読んだけど、なかなか豪快な書き手だ。時にうっとうしい?章もあったけど、これだけサバサバ思い切りがいいから大したもんだ。独りを意識して若い頃に購入したマンションを手放して、結局また賃貸で暮らしたり、実家とのしがらみにスパッと離れたり…。私ももう少し年を経れば、もっと楽に世間と距離を置けると思う。2022/04/10
ぺんぐぃん
1
「クロワッサン症候群」は読んだことがあったので、図書館で借りだした。文字が大きく、中身が薄い!ただPCで書き散らしたものを書籍化したとしか思えない。確かに運が良かっただけで73歳まで自活できたことは、自慢できるだろう。さすがにそれでもここまで好き勝手書かれて、読まされてしまったのは時間の無駄だった。2021/05/28
ぴな
0
△2023/03/02
かんな
0
さてと(-.-)何か売れる物ないかな…。2021/09/23