明朗であれ―父、渡部昇一が遺した教え

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明朗であれ―父、渡部昇一が遺した教え

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  • サイズ 46判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759316988
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

昭和・平成をリードした知識人の素顔。令和を生きる日本人へのエール。明朗であること。自分の運命を愛し受け入れること。人生を善きものだと信じること。「知の巨人」の息子による追悼エッセイ。

目次

第1章 草取り―故郷
第2章 おまじない―言葉
第3章 方眼紙―学問
第4章 赤福―好物
第5章 書斎から図書室へ―本
第6章 ブランデンブルク協奏曲―家族
第7章 ゼロ戦―祖国
第8章 明るい方へ―父

著者等紹介

渡部玄一[ワタナベゲンイチ]
チェロ奏者。東京藝術大学附属高校を経て、桐朋学園大学卒業。同大学研究科卒。93年米国ニューヨークのジュリアード音楽院卒。ニューヨーク在住中には国連総本部やリンカーン・センターなどで数度にわたりリサイタルを開催、好評を博す。その後米インディアナ大学で研鑽を積み、95年帰国。以来、NHK‐BS、NHK‐FM出演をはじめ、ソリストとして、また室内楽、オーケストラ奏者として幅広く活躍している。03年より文化庁海外派遣員として一年間ドイツのミュンヘンにて研修。08年東京アンサンブルギルド設立。通常のコンサート活動以外にも日本各地を訪れ200校以上の学校を訪問し、また介護施設、養護学校、少年院等の訪問演奏も積極的に行っている。チェロを主に堤剛、木越洋、H.シャピロ、W.ノータスの各氏に師事。読売日本交響楽団団員、およびフェリス女学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

56
購入即読のつもりの本書を、何の弾みか書庫の棚で偶々手にしたのが一昨日のこと。本書には、渡部先生の生前のご家庭でのエピソード、亡くなられる前後のこと、先生と本との関わりなどが、ご長男である著者の愛惜の情の籠もった文章で綴られている。長年先生の著作を通して、大変多くの事を学ばせてもらったけれど、生前公刊された本では知り得なかった素顔の先生に、直接会うことができた思いである。壁面一杯の本棚など、自分のとって先生は読書生活の指南役でもあった。こよなく本と読書を愛された先生の著作について、学ぶ力を再度起動させたい。2024/06/14

双海(ふたみ)

12
おすすめいただいた本。人間の数だけ物語があるということを改めて実感。学問に生きた人、すごい。2021/03/01

Honey

8
チャンネル桜での水島社長との対談を見てすぐに購入。 故渡部昇一先生の、知られざる?1面を、控えめなユーモアを交えながら、愉しく回想。そして、親から子へ、そのまた子へ…伝えられてゆく、大切な”心”。 あれから3年…ご長男のお父上への思いは、きっとこれから年を経るごと、ますます鮮やかなものになっていきそうな…というか、やはり素晴らしい遺伝子ですね。 そして、我が親の思いでも新たにして、今あることの有難さをかみしめました。 素晴らしい1冊、感謝です。 玄一さん、これからも、ますますご活躍を♪ 2020/05/11

naniwoyomu

6
おすすめ。 #読みやすい #興味深い #感動 #姿勢を正される

のろのろまちこ

2
読みながら、我が父を思い浮かべていました。そして、玄一さんのようにお父様の愛にこたえたかな、と思いに沈んでしまいました。これから親になる人にお勧めしたい。人を愛する、慈しむことの美しさがあります。2021/03/26

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