内容説明
ひとり老後を幸せにするヒント満載!ひとりって、せいせいして最高!最期を決めて、楽しく生きる!
目次
第1章 わたしの終活はこれでおしまい。あとは楽しく過ごすだけ
第2章 死んだあとのことはどうでもいい
第3章 若い時から有料老人ホームに入ると決めていた
第4章 結婚しなくてよかった。夫の介護はしたくない
第5章 夫から解放され、ひとりの素晴らしさを知った
第6章 目指すは「ひとりでよかった」と言える老後
著者等紹介
松原惇子[マツバラジュンコ]
1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジ大学院にてカウンセリングの修士課程修了。39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。一貫して「女性ひとりの生き方」をテーマに執筆・講演活動を行っている。NPO法人SSS(スリーエス)ネットワーク代表理事。シンガーソングライター、映画制作となんでもやるタイプ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくらっこ
45
このタイトルを見て、その通りと声に出してしまった。家族、知人、職場の人などあらゆるしがらみから開放されるのが老後の醍醐味なのだ。時に寂しさを感じたら、気の合う人と淡い関係を築けばいいのだ。濃い関係はストレスの原因になる。そしてひとり身で気を付けねばならないのは、話し相手がなく無表情になることだ。口角を意識して上げて笑顔でいれば、シワやほうれい線があっても年寄りは素敵に見えるらしい。好きな習い事をしたり、小旅行に出かけたり、娘家族と会ったりと、自由気ままな生活が楽しみになった1冊だった。2025/02/13
パフちゃん@かのん変更
32
う~ん、著者のようにお元気な方はまだ一人でもいいけれど、いずれは人の手を借りなければ生きていけないようになるのでは?その時、有料老人ホームは高価だし、月8万円のケアハウスで楽しく暮らしている人の話は納得。で、一人で自宅で元気なうちはいいが、その後著者はどうしたいのかが分からなかった。2021/09/26
カタコッタ
11
今から老後の心配ばかりしている私はまだまだ未熟なのかもしれません。70歳を過ぎると吹っ切れるというか、スッパリ切りをつけられる女独特の潔さ。『女が家を買う時』でデビューした著者がどの様な終の住処を見つけるか。これからひとり老後本番を迎える松原惇子氏から目が離せません。2021/02/27
ぬらりひょん
8
字が大きくて(老眼対策だね)、サクサク読める。感想の一番は、誤字脱字が多すぎること。校正したのか?文章もちょっといまいちですが…。それは置いといて、70を超えた著者が、ひとり老後を上手に過ごすための秘訣を5人の先輩(!)から学ぶという内容がなかなか興味深い。50代から50を超える有料老人ホームを見学、体験入居しても、いざ実際に入居すると満足いくものではなかったという方の話は、なんだか身につまされる。2020/09/27
introduction
6
これは老眼向けに文字が大きめなのかな?おひとりさまがおひとりさまの話を聞きながら考えるおひとりさまの老後について。うーん、不安もありつつひとりで老後を迎えるのはすごいと思ったけれど、よく考えたらみんな死ぬ時はひとりだったわw…ケアハウスいいかも。多分人気で入れないだろうけど。あと、家族がいたとしても老後の面倒なんて見る気さらさらない人たちの時代がそこまで来てるから他人事じゃないなとも。2022/02/21
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