親を老人ホームに入れようと思ったときに読む本―知っておきたい選び方・探し方

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  • サイズ 46判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759316681
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

内容説明

介護職員は天使ではない。入居するなら、地方が最適。「選び方」の前に「探し方」。介護業界には「流派」がある。理想ばかり言うホームは、疑え、など。知っておきたい選び方・探し方。

目次

第1章 老人ホームへの入居を考える前に考えるべきこととは(最初に結論。ここだけでも読んでほしい。ズバリ、老人ホームの選び方です;勘違いからくる誤解や思い込みが諸悪の根源 ほか)
第2章 「自分に合ったホームに」と言うけれど(老人ホームに対する過度な期待は禁物;しょせんは「他人」、「他人事」であるということを受け入れる ほか)
第3章 どこに入居していいのかわからない。なぜ老人ホームは乱立してしまったのか?(まずは、入居金(入居一時金)について
規定以上の職員費用は、すべてホームが責任を持つ ほか)
第4章 老人ホームの立場と中身(そもそもなぜ、世の中に老人ホームが存在しているのか?;老人ホームが急増した本当の理由 ほか)
第5章 老人ホームで快適に生活していくための心得とは(入居後、かなりの入居者が退去しているという現実;自助、互助、共助、公助を厳格に運営するだけで職員不足は消滅する ほか)

著者等紹介

小嶋勝利[コジマカツトシ]
1965年神奈川県生まれ。長年、大小さまざまな老人ホームに介護職員や施設管理者として勤務した後、民間介護施設紹介センター「みんかい」の経営スタッフとなる。老人ホームの現状と課題を知りつくし、数多くの講演を通じて、施設の真の姿を伝えることを使命として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaz

5
論旨展開は若干乱暴だが、「老人ホームを探す必要が出てきてから探すのでは遅い」「過度な介護職員性善説」「老人ホームに向く人と向かない人がいる」「介護とは、素人でも誰にでもできる仕事です。なぜなら、その昔は嫁と呼ばれた多くの人たちが義理の親の介護をしていたからです」等々、介護のことを真剣に考えると、実に深い。2019/08/11

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

4
介護職員は「コミュ障」で「人生の負け組」の集まりとか、これ活字化して大丈夫かな…という箇所が複数あるが、要所要所で言わんとしていることは何となく伝わる一冊。ただ老人ホームの制度概要に関しては、厚生省が出してる有料老人ホーム運営指針とか読んだほうがスッキリする。2021/01/18

emiko

3
老人ホーム側から読んでみた。介護保険制度については 余りにも無知すぎるほど何も知らない事に愕然とした。 働きやすい職場を求めて人間関係の良さを求めても、結 局は介護保険制度の壁問題があり、介護士がやめていくの を止めることができない。今までの介護は『やさしさ』 ばかりを求めてきたが、もういい加減過度な介護職員へ の性善説はやめたい。今後は、『自助』『互助』『共助 』『公助』の視点で、入居者は入居後、過度な依存を老 人ホーム側に依存しないように、自分自身肝に銘じてい たいと思う。 2022/02/10

伝書鳩

2
星1つ。最近の老人ホームの実態について詳しく説明あり。。老人ホームに対して過度な期待はしてはいけないと言うことも理解した。これは悪い意味ではなく、ある程度の自助を育むと言う介護士の考え方に基づくことだから。2021/02/11

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