内容説明
「腸内細菌が悲しむ生き方」をしていませんか。大腸を全摘したドクターが説く「腸と腸内細菌」の凄さ!腸疾患、がん、アトピー、うつ、自閉症、慢性疲労…「体と心の不調」に終止符を打つための食生活、暮らし方から画期的治療法「腸内フローラ移植」まで!
目次
第1章 腸は生物の司令塔(腸が「幸せ!」と感じなければ、あなたも「幸せ!」と感じない;「あなたの腸」と「あなたの感情」は切っても切れない間柄 ほか)
第2章 いま、あなたの腸が危ない!(「腸内細菌のバランスの乱れ」はすべての病気に関係がある;なんと出生時から3歳までで腸内環境は決まってしまう ほか)
第3章 なぜ「腸を整える」が重要なのか(全身の病気と「慢性炎症」;「腸漏れ」が慢性炎症を引き起こす ほか)
第4章 大腸を全摘した私が実感、確信したこと(幼少時からあった過敏性腸症候群の症状;理解されにくい過敏性腸症候群の辛さ ほか)
第5章 「腸内フローラ移植」の実際と効果(あなたのウンチが病気の治療に役立つ;腸内フローラ移植には長い歴史がある ほか)
著者等紹介
城谷昌彦[シロタニマサヒコ]
消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、内科認定医、ルークス芦屋クリニック院長。1995年東京医科歯科大学卒業。神戸大学病院内科、京都大学病院病理部、兵庫県立塚口病院消化器科医長、城谷医院院長などを経て、2016年ルークス芦屋クリニック開設。消化器病専門医でありながら、自ら潰瘍性大腸炎発症によって大腸全摘術を経験。西洋医学はもとより、東洋医学、自然療法の見地からも腸内環境を健全に保つことの大切さを改めて痛感する。さらに分子栄養学、心理学、精神腫瘍学、運動生理学などを学び、栄養療法や心理カウンセリングなどホリスティック(全人的)なアプローチで腸内環境改善を柱とした根本治療を目指している。2017年からは腸内フローラ移植(便移植)による治療を開始する。この腸内フローラ移植が人体に及ぼす多大な機能改善力に着目し、潰瘍性大腸炎などの消化器疾患だけでなく、うつ、自閉症、自己免疫疾患、がんなど多岐にわたる疾患の治療を行なっている。一般財団法人腸内フローラ移植臨床研究会専務理事。NPO法人サイモントン療法協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。