内容説明
弘兼憲史、身辺整理始めました。「常識」という棚にしまったすべてのものを一度おろして、ひとつひとつ吟味してみませんか。そうすれば、きっとこれからの人生に必要なものと必要でないものが見えてくるはずです。
目次
第1章 持ちものを捨てる(60歳とは起承転結の「結」;つまらない「見栄」や「こだわり」があるから捨てられない ほか)
第2章 友人を減らす(本当に信頼できる友が一人いればいい;年賀状、中元・歳暮はやめる ほか)
第3章 お金に振り回されない(老後不安とは、すなわちお金の不安である;お金に振り回されず、生活をサイズダウンする ほか)
第4章 家族から自立する(「家族はひとつ」という幻想を捨てる;家族は理解してくれる、この思い込みが悲劇を生む ほか)
第5章 身辺整理をしたその先に(何はなくとも料理せよ!;60を過ぎたら共働きが当たり前 ほか)
著者等紹介
弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、松下電器産業(現パナソニック)に入社。73年、漫画家を目指して退職し、74年、『風薫る』で漫画家デビュー。その後『人間交差点』で小学館漫画賞、『課長島耕作』で講談社漫画賞、『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞し、2007年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
230
弘兼憲史による 老前整理の勧めである。 今までに大切にしてきたもの、自分の拘りを、 思い切り 捨て去り、 身軽に生きることを説く。 この本 今 読まれているらしいが、 確かに 読んでいると、気持ちが楽になるのが、 素直に嬉しい。2017/08/02
とし
115
なるほどなるほど、う~ん、見に覚えのあること、そうなんや~と一部実践している事、やってみようと思うこと大いに参考になりました。2018/02/04
あつひめ
61
生きてるとこうしようと思っても時にはぶれて前言撤回…なんてことを繰り返しながら日々を送っていくのかもなぉと感じた。それでも若いときと同じ暮らしのサイズではやってられない。少しずつ行きつ戻りつしながら物を減らし人との繋がりを確認して本当に自分が必要なものを見極めていく。物は捨てても別の物を再度買うこともできるが人付き合い、健康面はやり直しがきかないし。女性の立場での断捨離とは違う、男性目線の人生の断捨離を覗いた気がする。私も物だけではなく精神面での断捨離も視野にいれよう。2019/07/04
tetsubun1000mg
52
執筆陣は69歳となるという弘兼さんが思い実践してきた「60歳からの手ぶら人生」。 持ち物を減らす、友人を減らす、お金に振り回されナウ、家族から自立する、身辺整理ヲしたその先にと取り組む順番と実践方法が具体的に書かれている。 考え方には賛成することが多いので現在の仕事を退職する前に準備をしていこう。2022/09/24
団塊シニア
51
第2章の「友人を減らす」のなかで友達の多さで幸せは決まらない、年賀状の断捨離については同じ団塊の世代として共感できる。2016/12/25
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