大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759314793
  • NDC分類 184
  • Cコード C0095

内容説明

無理に仲良くする前に―家族の基本は“ニュートラル”。ツラい関係が“希望”に変わる心の持ちかた。常識をひっくり返す、ブッダ流“幸せ家族”の作りかた。あったかくて、やさしくて、役に立つブッダの新・家族論!

目次

序章 家族はもっとラクでいい
第1章 “業の正体”を知る
第2章 業はこうして“遺伝”する
第3章 家族をいったん“休憩”する
第4章 “罪悪感”を捨てる
第5章 互いへの“執着”を手放してみる
第6章 “心の自由”を取り戻す
最終章 業の果てに“希望”を見る

著者等紹介

草薙龍瞬[クサナギリュウシュン]
僧侶。興道の里代表。1969年奈良県生まれ。中学中退後、16歳で家出・上京。放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、インドで得度出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。現在、インドで現地仏教徒とともに、インド社会の変革をめざすNGOと幼稚園を運営する。日本では宗派に属さず活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

120
【判断を捨ててラクになれ!】 草薙さんの本は[鮮度]というより、[完璧に研いだ包丁]のようだなぁ。私たちの心は本来 ピチピチ!/『子どもの成長を見ればわかるように、心は、①感覚→②感情→③思考の順序で育ちます』『「感覚に帰る」ことで、心は蘇る』『傷んだ心は感覚→感情→思考の順で作り直せる』 まずは①②③を切り分わけられるようになることが前提かも。(私たちは普段ゴチャゴチャ。お坊さんは修行済み。)2016/04/08

シュシュ

27
周りに親との関係でうまくいかない人がいるので読んでみたが、親として自分でも気をつけたいことが多々あった。相手の業は相手にゆだねる。「そういうひと」と思って 相手をあきらめる。相手を変えようとしないで距離を置く。 心は執着するようにできている。執着を手放して妄想を捨てる。 「ありのままをただ理解する」のが最大の愛情。愛されると感じられるのは、心が裁かれない、心の自由が許されている、自分の思いがあることを許される状態。他者に愛を求めなくても、心の自由があれば幸せを感じられる。思考だけでなく体の感覚を意識する。2019/08/30

まいこ

21
家族を嫌う自分がおかしいのではと思ったり、嫌な部分ばかり見る自分が白黒思考なのだと反省したりもしていたけど、この本では「良いところを見ないように」とお坊さんが書いてくれていた。90代毒母との関係に苦悩する70代娘相談者に「死なせてあげなさい」と、お坊さんが! 良いなぁ。実家は関係希薄と傲慢支配のハイブリッドで自分も同じ業を抱えたけれど、業を自覚したのは私だけかも。業を抱えたまま生きる自由もあるし、そういう人から離れる自由もある。離れても記憶の中で嫌なこと反芻してしまうのが問題、ニュートラルを心がけよう2020/09/09

左端の美人

21
子としての自分、親になった自分に悩むわたしの悩みにぴったりの本が見つかりました!"求める愛"より"心の自由"で満たす。親の業、自分の業をただただ理解する。自分が執着していること、自分が反応していることに気付く。気づいたら感覚に戻る。2016/06/16

さっちも

18
本日著者のセミナーに参加してきました。 セミナー終了後に対機説法をして頂く時間があり、思ってもみない自分の側面を知ることができました。ああいう、メラメラの情熱を持った人は久々にみた。行く価値ありますよ2020/08/23

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