内容説明
誰よりも「人間」を知り尽くした知将による人間学の集大成。
目次
第1章 「人」に通ず(自分;知る ほか)
第2章 「成長」に通ず(感性;変化 ほか)
第3章 「仕事」に通ず(観る;本質 ほか)
第4章 「言葉」に通ず(信頼;思考 ほか)
第5章 「組織」に通ず(リーダー;自己犠牲 ほか)
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年生まれ。現役時代は南海ホークス、ロッテオリオンズ、西武ライオンズで活躍。日本プロ野球史上における王、長嶋と並ぶ野球人。通算試合出場数は歴代1位。通算安打数および通算本塁打数は歴代2位。引退後はヤクルトスワローズ、阪神タイガース、アマチュア野球のシダックス、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めた。現在は解説者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
2
人に通ずるものとして自分や評価など、成長に通ずるものとして感性や努力、仕事に通ずるものとして本質やイメージ、言葉に通ずるものとして信頼や問題意識、組織に通ずるものとしてリーダーや自己犠牲などについてノムさん流に孫子の兵法や自身の野球からの体験などについて書かれている。現役時代のキャッチャーの感覚、ヤクルト時代の勝負、イチローについてなどが書かれているが、実社会と結び付けるにはやや強引な部分もある。2015/01/15
Kazuhiro Miura
2
はじめの方は人生の処世術のような内容で、とてもいい感じですが、他の著作の焼き直し感は否めません。野村哲学の復習のような感じです。後半の原監督批判や息子のために大著を残したいといった願望は個人的にマイナスな感じでした。2014/11/03
buchi621
1
はじめて野球界の人の本を読んだ。サッカーも野球も仕事も人生も全て共通なのは当たり前のことを愚直に継続することの大切さ。プロフェッショナルとはそういう人という野村さんのごく当たり前の考え方だけど本当にその通りであり、それが継続できる人とできない人に大きな差が出るのだと改めて感じた。2015/11/17
cocolate
1
迷いが出たときの野村本のありがたさ。100項目のほとんどは他書ですでに知った内容ではあるが、再確認するには項目別にまとめてあってありがたい。今回新鮮に感じたネタは、「野球の専門書を残したい」という話だ。どんな本になるのだろう、プロ向けらしいけど。2014/11/24
トップマイン
1
しないでいい苦痛をするのが苦労。自分の選んだ仕事で苦労というのはおこがましい。2014/11/01