日本人はなぜ成熟できないのか (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784759313864
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

大人の対応ができる国ドイツ、幼児思考の抜けない日本。歯に衣着せぬ辛口討論、本音対話!

目次

第1章 大人になれない日本人(不幸はれっきとした私有財産;「戦争」がドイツを大人にした ほか)
第2章 家庭の王様は社会の孤児(教育は強制から始まる;家庭でもっとも強いのは ほか)
第3章 人間をつくらない学校と社会(「差別」が人を鍛える;人間は平等でも公平でもない ほか)
第4章 危険のない国はない(日本は極楽、夢の国;世界の常識、日本の非常識 ほか)
第5章 与えることが大人への道(不満の持ちようがない「足し算の幸福」;人間をつくる原点は家族の絆 ほか)

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年(昭和6年)東京生まれ。1954年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受賞。93年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞受賞。1995年より2004年まで日本財団・会長、1972年より2012年まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表、日本芸術院会員、日本文芸家協会・理事

クライン孝子[クラインタカコ]
1939年(昭和14年)旧満州生まれ。ノンフィクション作家。ドイツ・フランクフルト在住。チューリッヒ大学、フランクフルト大学でドイツ文学と近代西欧政経史を学ぶ。EUプレスクラブ、ドイツ婦人ジャーナリスト連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

栗どら

2
我が子には、この本でいうところの「成熟した人間」になってほしいのだが、仮にそういう方向に成長していっても、この国で暮らす限り潰されるだろう。文化の力は侮れない。2014/11/11

スリカータ

2
非常に興味深く色々と気付かせてくれる本。同じ敗戦国であるドイツと日本の比較。クライン孝子さんは初読みだが、鋭く深い記事を書く方だなぁ。2014/09/06

かんな

1
温泉宿に持って行って読んだ後、夕食ブッフェへ(-.-)テーブルにスマホ置いたまま料理を取りに行く人、食べきれなくて残して退席する人。日本人です。2023/11/01

かねかね

1
頷けるところが多かったです。でも、途中から同じようなことを語っていて、クドイなと感じもしました。2016/08/26

ぷれば

1
タイトル通り「日本人の精神性、成熟」についての曽野さんとクライン孝子さんの対談。お二人が指摘されている様々な事例は、非常に頷けることばかり。ただ、紙面の都合上なのか、各々もう少し掘りさげてほしいが…。あまりにも恵まれている日本だからこそ、気づけないことが多すぎる…これがお花畑増殖の原因なのかも。「足し算の幸福」実行したい、ススメたい。2014/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8199107
  • ご注意事項