内容説明
自分が望む最期を迎えるために。44年にわたって3000人を看取ってきた在宅看護師が綴る愛と感動の記録。
目次
1章 納得いく最期を迎えるために、今、考えておくこと(家の見慣れた佇まいや空気が安らかな死に導く;「部屋らしい部屋で死なせてください」 ほか)
2章 心に笑顔を浮かべて逝った人々(自分らしい死を演じた見事な最期;家族の怒りを爆発させた「りんご事件」 ほか)
3章 その人らしい穏やかな時間の過ごし方と家族の絆(喪失感の後に家族を襲う「反省と悔悟」;言葉以上のコミュニケーションを可能にする心遣い ほか)
4章 薬だけでは病む人の“心の痛み”は癒せない(在宅は「横になったら何でも使え」の精神で;時として、患者の希望と医師の判断のズレがもたらすもの ほか)
5章 死に逝く人、看取る人の幸せな考え方(大切なことを気づかせてくれた家族のひと言;在宅では「家族ありき」という固定観念を捨てること ほか)
著者等紹介
村松静子[ムラマツセイコ]
1947年、秋田県生まれ。在宅看護研究センターLLP代表。日本赤十字九州国際看護大学客員教授。筑波大学大学院教育研究科修士課程カウンセリング専攻修了。日本赤十字社医療センターICU初代看護師長を経て、83年からボランティア訪問看護の活動を開始。86年、在宅看護研究センターを興す。92年、日本在宅看護システム株式会社設立。現在、開業ナース・臨床心理士・看護教員の顔を持ち、その時代に合った看護を追及している。2011年、「開業ナース」としての活動が認められ、赤十字国際委員会が顕著な功績を上げた看護師に授与する「フローレンス・ナイチンゲール記章」を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あこ
いつかスナフキン