自分の家で死にたい―死に逝く人、看取る人の幸せな終末期の考え方

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759312829
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C0095

内容説明

自分が望む最期を迎えるために。44年にわたって3000人を看取ってきた在宅看護師が綴る愛と感動の記録。

目次

1章 納得いく最期を迎えるために、今、考えておくこと(家の見慣れた佇まいや空気が安らかな死に導く;「部屋らしい部屋で死なせてください」 ほか)
2章 心に笑顔を浮かべて逝った人々(自分らしい死を演じた見事な最期;家族の怒りを爆発させた「りんご事件」 ほか)
3章 その人らしい穏やかな時間の過ごし方と家族の絆(喪失感の後に家族を襲う「反省と悔悟」;言葉以上のコミュニケーションを可能にする心遣い ほか)
4章 薬だけでは病む人の“心の痛み”は癒せない(在宅は「横になったら何でも使え」の精神で;時として、患者の希望と医師の判断のズレがもたらすもの ほか)
5章 死に逝く人、看取る人の幸せな考え方(大切なことを気づかせてくれた家族のひと言;在宅では「家族ありき」という固定観念を捨てること ほか)

著者等紹介

村松静子[ムラマツセイコ]
1947年、秋田県生まれ。在宅看護研究センターLLP代表。日本赤十字九州国際看護大学客員教授。筑波大学大学院教育研究科修士課程カウンセリング専攻修了。日本赤十字社医療センターICU初代看護師長を経て、83年からボランティア訪問看護の活動を開始。86年、在宅看護研究センターを興す。92年、日本在宅看護システム株式会社設立。現在、開業ナース・臨床心理士・看護教員の顔を持ち、その時代に合った看護を追及している。2011年、「開業ナース」としての活動が認められ、赤十字国際委員会が顕著な功績を上げた看護師に授与する「フローレンス・ナイチンゲール記章」を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あこ

2
団塊の世代が後期高齢者となる時代を迎える2025年には本当に病院で死ねない=死に場所がない。ということが現実になると思う。その時に慌てないためにも、死ということについて今一度考えてもいいと思う。その一つの選択肢である在宅死についてこの本は書かれている。「自分の家で最期を迎えたい」という意志を強く持てば、道は必ず開ける。『私が在宅看護の“ペースメーカー”であり続けます』という著者を尊敬する。2013/04/26

いつかスナフキン

1
どういう形で死を迎えたいのか、優先したいことは何か、最初の確認は大切だし、また、その考えは状況によっても大いに変わりうるもので、その変化に臨機応変に対応できたらほんとにいうことはなし。2013/06/26

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