目次
はじめに 正々堂々と、子供の世話になって死んでいきます
第1章 忙しさよ、ありがとう
第2章 嫁姑の仲は思えば思われる
第3章 子育て・孫育ての心
第4章 うちのごはんは天下一
第5章 暮らしを愉しむ知恵
おわりに 人間、苦労ばかりじゃない
おわりにの後に 朝の光の中で、台所で話しかけたかった六通の手紙
著者等紹介
海老名香葉子[エビナカヨコ]
昭和8年(1933年)、東京生まれ。昭和20年3月、東京大空襲で家族6人を失う。戦後、先代の三遊亭金馬師匠に引き取られ育つ。昭和27年、落語家林家三平と結婚。昭和55年、夫三平の死後は、テレビ、ラジオ、雑誌などマスメディアで、コメンテーター、身の上相談、エッセイストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
12
《私-図書館》先代三平師匠の奥様。乳ガンになられて大変だったですね。お姑さんとお嫁さんの関係は、勉強になります。2016/10/04
kiho
8
なるほど…と思うことも、へぇーと思うことも。家族のこと、いろんなことを思わせられる。2017/09/30
ブルーハート
4
下町で育って、嫁いで、おかみさんになって、そしておばあちゃんになった海老名香葉子さんが自らの半生と日常を語ったもの。本を閉じた時、なんとも言えない懐かしさを感じた。そう言えば祖母や母もこんなふうに生きていた。2018/10/21
アン
4
お金の貯蓄も大事でしょうが、情の貯蓄が尚更です、の言葉に惹かれて読みました。古き佳き時代の話なのか、落語界という独特の世界の話なのか、なんとも言えない内容でした。2018/06/28
Humbaba
3
人は,ある意味で自分自身の鏡である.相手を大切に思っていれば,相手も自分のことを大切に思ってくれる.数字にして表すことはできないが,人間関係というものも貯金できるものである.2012/05/11