内容説明
私たちの遺伝子は、約38億年の太古の昔から一度も途切れることなく受け継がれてきた。私たちのいのちは、地球生命で38億歳!細胞1個が偶然に生まれる確率は、1億円の宝くじを100万回連続して当選するほど素晴らしいこと。遺伝子のスイッチがオンになれば、普段は出せなかった力が発揮できる。人間の一生は授かった遺伝子がどう目覚めるかによって決まる。
目次
序章 心の使い方や環境で変わる遺伝子スイッチの不思議
1章 「愛」と「祈り」が遺伝子におよぼす驚くべき力
2章 遺伝子はどんなときに目覚めるのか
3章 よい遺伝子が活性化する食事法・健康法
4章 遺伝子と「サムシング・グレート」の密接な関係
5章 「モッタイナイ」と「ツツシミ」は愛の実践
著者等紹介
村上和雄[ムラカミカズオ]
筑波大学名誉教授。米国オレゴン医科大学、京都大学農学部、米国バンダービルト大学医学部等を経て、1978年より筑波大学応用生物化学系教授。同大遺伝子実験センター長、先端学際領域研究センター長等を務め、99年に退官。83年に高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に初めて成功、世界的な注目を集める。90年、マックス・プランク研究賞、96年、日本学士院賞を受賞。2002年に「心と遺伝子研究会」を創設し、陽性ストレスや感情が体にどのように影響しているかを、遺伝子の働きの視点から研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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