内容説明
月の民の血を引くあなたに時空を超える壮大な愛の物語を―。愛の真意を問う大型新人・今村恭子の月物語、始動。
著者等紹介
今村恭子[イマムラキョウコ]
東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しろ
12
☆6 天野喜孝の表紙といい、雰囲気を楽しめる小説。人間界には月族という民がまぎれこんでいて自覚のない人が多い、というのは信じてみたくなる話かもしれない。もうそういうのを信じちゃいけない年頃だけど、読んでいる間は信じてた(笑)。月が好きな人にはいい作品じゃないかな。月にはなんだか魅力がある。この話には続きというかサイドストーリーがあるようだけど、とりあえずこの作品だけでいいかな。作中でも言ってたけど、物語は人間が終わらせられるものではない。だから僕は心の中でこの物語を持ち続けることで満足する。2011/08/19
michi
3
表紙借り。恋をしたことがない女子大学生が、病気の青年の話し相手のバイトをすることになるが、青年から「君と僕は月族なんだ」と遠い月族の話を聞かされる。信じるか信じないか。19歳の主人公語りだからか文体が若い印象…。これは恋に焦がれる女子中高生にはドストライクなのでは。2010/02/28
ゆちょん
2
図書館で目にとまった本。不思議できれいな話。ステキだと思った。2009/10/17
金色
1
病人の空想?2022/08/30
rocky
1
表紙の絵に惹かれ図書館で借りるが、次(続き)は無いかも。2016/05/31