内容説明
深い哲学と人間味溢れるパウロの言葉が、時空を超えて現代人に熱く語りかける。良書は魂を養う。
目次
百八十度の心の転換―憎んだ者によって愛を教えられ、拒否した世界の中にほんとうの答えを見つける
この苦しみに満ちた現世―苦難は忍耐を生み、忍耐は練達を、練達は希望を生む
正しい者はいない―知恵のある者となるために愚かな者になりなさい
「人間の日」と「主の日」
神は人間が考えるより以上に、人間を複雑なからくりによってお使いになる
渋柿甘柿―信仰は、あるがままの自分とは違った者に変質させる
捉えられた人間の自由―神の束縛は人間を自由にする
民主主義の解説者―神が貸し与えてくださった贈り物はそれぞれに違う
いかなる人をも使う神―神はこのような人をも受け入れられたからです
待ち伏せと襲撃―神と出会う。それは或る日突然、落雷のようにやって来る
人間の感情を超えて―死によって愛を示す〔ほか〕
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。’54年、聖心女子大学英文科卒業。’79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。’93年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。’97年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。’98年、財界賞特別賞受賞。日本財団・会長、日本芸術院・会員、海外邦人宣教者活動援助後援会・代表、日本文芸家協会・理事
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感想・レビュー
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かす実
1
新潮文庫の古本で。カトリックに関する知識が全然なかったので、身の回りの些細な出来事なんかを通じてエッセイの形でクリスチャン的な考え方を垣間見ることができたのが興味深かった。人生の中の苦しみをなんとか肯定的に引き受ける理由として、キリストの苦しみと救いのことを思うこと。尊敬を重視し、とにかく驕らないよう絶えず注意を払うこと。信仰を持つとは、肉の方を向く眼差しを例の方へ向けるという転換。主への思いを恋心のように描写していたのが印象的だった。パウロは伝道師なので、仲間を増やすための現実的な説得法っぽい記述もある2024/02/26
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