内容説明
私は人生は手作りの編み物のようだと考えるのです。まずは「千里の道も一歩から」で、コツコツと一目一目を拾う編み物に似た努力を続けていけば、いつかは、それなりの成果が得られるのですよ。一目一段の人生を編み込んで私も七十七歳を迎えましたが、今年は芸能生活六十四年目。芸の道に終わりはありませんし、今まで生きてきた道ですから、生きている限り、今日が明日への始まり。何よりも人生は、今、この時を生きることです。いつだって、今日が始まりなのです。あなたも、もう一歩を明日のために踏み出してごらんになりませんか。
目次
はじめに 人生は編み物、一目一段がいのち
第1章 女の人生、年をとるほど面白い―苦労が咲かせる晩年の花
第2章 女は仕事で磨かれる―人生は学歴じゃない、社会で学ぶ、人に学ぶ
第3章 備えあれば花が咲く―入るを量って出ずるを制する生きる知恵
第4章 人を育てる暮らし方―出会いは人生の宝、人情は生きる支え
第5章 花の現役人生を生きる知恵―心しなやかに、老い知らずボケ知らず
-
- 和書
- 夢でキスして