内容説明
孤独をはなやぎに。哀しみをかがやきに。出会いは私の人生のキーワード。幸せの輪がひろがる。優しい対話が結ばれる。
目次
第1章 一人を生きる、ひとりで暮らす
第2章 女、この命の証し
第3章 出会いは出会いを呼ぶ
第4章 ことばが輝く、人がかがやく
第5章 京都の心、京都の暮らし
第6章 自分を生きるということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
29
81歳で亡くなるまで、女性の権利というか生き方を守るために奔走された方のようだ。1本筋の通った女性・・・という印象がある。育った時代や環境の違いでそこまで言わなくても・・・と言う部分も多々あるが、ごもっとも・・・と思うことの方が多かった。今ではイクメン、カジメンが流行っている。男は男らしく、女は女らしく・・・という風潮から遠のき始めている現在、寿岳さんが望んでいたものとはまた違った世の中が繰り広げられているようだ。夫さん・・・という呼び方はナイス~って気もした。2011/10/28
あかつき号
8
借り本。 女一人くらす清々しさ、闊達さにあこがれてしまった。京都にしっかりとした根を張ってこその東北への恋情。ことば、暮らしへの敬意。 人生の先達からのことばは、軽やかでいて、しめるところはきっちり締める、これが心地よい。 『鬼の研究』を悠花むs回の学生時代に読んでいたけれど、その時には感じ得なかった寿岳章子さんに知り合えた。2015/02/10
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