目次
人権教育とは何ですか?
今の子どもや若者たちになぜ人権教育が必要なのでしょうか?
人権といわれてもぴんときません。人権とはどのようなものでしょうか?
なぜ「人間は平等だ」といえるのですか?
「人権」があるなら、「猫の権利」や「メダカの権利」はどうでしょうか?
人権のなかに矛盾や対立はないのですか?
セルフエスティームやレジリエンスとはどんな意味でしょうか?
「機会の平等」「結果の平等」とは何ですか?
環境教育、持続可能な開発のための教育、シティズンシップ教育などと人権教育はどのようにかかわっているのですか?
同和教育など、日本国内の反差別の教育と人権教育の関係は?〔ほか〕
著者等紹介
森実[モリミノル]
1955年、兵庫県生まれ。1984年度より大阪教育大学教員。現在は同大学教職教育研究センターに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U-Tchallenge
2
人権教育について自分の中で整理するために再読した。人権教育ってどんな教育ですかと聞かれることはないけど、自問自答してみるとすぐに答えられない。しかし、本書を読めば多少なりともそれなりに自信をもってさきの問いに答えられそうになる。教育とは社会をつくっていくプロセスの大きな一つである。つまり、人権教育は人権を大切にした社会をつくっていくことにつながるだろう。そうはっきりと思えることができたことが一番の収穫だと思っている。2023/05/31
U-Tchallenge
2
「人権」という言葉は知っているけど理解できていない言葉の上位に入るのではないだろうか。ご多分に漏れず、僕もきちんと理解しているとは胸を張って言えない。ということで、学び直しというか初めて学ぶ気持ちで読み始めた。人間誰にも認められている権利を大切にしていくということが人権教育ではないか、と思った。そう考えるならば差別される等、辛い立場にいる者への想像力を持たないといけないだろう。そうしようとするならば考えないといけないし、正しい知識を身につける必要もあるだろう。学び始めにはぴったりの一冊であった。2022/05/17
ニャンちゅう二世
0
人権教育の幅広さと、重要性が分かった。中でも、道徳教育との比較のところ、内的葛藤のところは、なるほどだった。私自身、内的葛藤を抱えているので、子どもを指導する、という立場だけではなく、私自身も学んだり考えたり実践したりする姿勢を持ち続けねばならないと思いました。2014/03/22
さくさくもちもち
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読みやすかった2014/01/17
あさつゆ
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人権教育は必要ないといっている人もいるので、必要性をきちんとわかってもらうために、自分でも勉強しておこうと思って読みました。2023/02/05
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