知っていますか？ギャンブル依存一問一答

西川 京子【著】

解放出版社（2013/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 127p／高さ 21cm
• 商品コード 9784759282801
• NDC分類 493.7
• Cコード C0011

目次

ギャンブル依存症とはどのような病気ですか？
ギャンブル依存になるとどのようになりますか？
なぜギャンブル依存になるのでしょうか？
ギャンブル依存になるとどのような問題が起きるのでしょうか？
ギャンブル依存になった人たちの実態はどのようなものですか？
ギャンブル依存の人に共通する心理状態があるのでしょうか？
ギャンブル依存から回復するには、何が必要でしょうか？
ギャンブル依存症の進行や回復は、どのようなプロセスをたどりますか？
なぜ自助グループが、ギャンブル依存症の回復に必要なのでしょうか？
ギャンブル問題を抱えた家族はどのような状況ですか？〔ほか〕

著者等紹介

西川京子［ニシカワキョウコ］
精神科ソーシャルワーカー。社会学博士。奈良県生まれ。関西学院大学大学院博士課程後期課程修了。１９７３年４月より大阪府豊中保健所精神衛生相談員。１９７７年７月より藍陵園病院ソーシャルワーカー。１９８８年９月より新阿武山クリニック精神科ソーシャルワーカー。２０００年４月より２０１０年３月まで福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科教員。２０１０年４月より新阿武山クリニック精神科ソーシャルワーカー（非常勤）。各地の精神保健福祉センター、保護観察所、刑務所、ダルク、ＮＰＯフリーダムなどで、アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存などの教育やセミナーなどを担当。２００８年より全日本断酒連盟顧問。２０１１年より大阪府断酒会顧問。２０１０年、第６２会保健文化賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[HMax]

最近統合型リゾートIRについてのニュースが多くなってきたのでギャンブルについて考えてみました。世界のギャンブルマシンの60％が日本に集中と断トツの第一位（2位米国の5倍）。その結果、当然ですが日本では成人の６％、約400万人がギャンブル依存症と世界平均３％の約2倍。すでにギャンブル大国なんですからIRの一つや二つできても大勢に影響ないのではと思いますが、反対派に「それは論理のすり替え」と言われると思います。そこで「遊技」とされるパチンコ、パチスロに30％程度課税し依存症対策を推進するのはいかがでしょうか。

2019/02/22

[ブルーツ・リー]

まだ、薬物依存では無いだけ許せるかな、という所。とりあえず、合法の範囲内なので…。 ただ、これは家族はたまったものではないな、と思いました。 回復のためにはグループセッションがいいと書かれていましたが、現在の日本では、それくらいしか手段がない、のが現実かも。 一応精神疾患として見られているので、精神科でも診ては貰えますが、デイケアがある病院ならばデイケアに通わせるくらいで、そこで専門的に依存症のセッションをやってくれるデイケアは、ごく少数です。 現状では民間のグループセッションに頼るしか方法が無い感じ。

2020/10/17

[prefabjubilo]

案の定くだらない本でした。「ギャンブル依存症は慢性の疾患で、再発しやすいのが特徴です。ひとたびギャンブル依存症になった人が節度のあるギャンブルを続けることは不可能です。」と言い切っています。しかし私は今、「節度のあるギャンブル」を続けている自信があります。今では競艇（競馬）は大きいレースにちょっとだけ（それもネット）投票するくらいです。また、一時あれだけ通い詰めたパチンコなどは、今では「店に入るのも嫌」なんです。こういうのは、「節度のあるギャンブル」とは言わないのでしょうか？

2014/01/20

[葛]

2013年10月31日第1版第1刷発行　著者：西川京子　発行：株式会社解放出版社　装幀：森本良成　本文レイアウト：伊原秀夫　印刷・製本：モリモト印刷株式会社　定価：1200円＋税

2021/09/25