目次
部落問題とは何ですか？誰が差別されているのですか？
今でも部落差別はあるのですか？
差別と区別はどう違うのですか？
私は差別などしないので、部落問題は関係ないと思うのですが…。
若い世代には差別意識はなくなってきていると思うのですが…。
身元調査をしてはいけないのでしょうか？
部落はいつごろ、なぜできたのですか？
明治に入って身分制度が廃止されたのに、なぜ部落差別は残ったのですか？
戦後、民主主義の国に変わったといわれるのに、なぜ今でも差別はあるのですか？
学校で教えたりせずに、そっとしておけば自然になくなると思いますが…。〔ほか〕
著者等紹介
奥田均［オクダヒトシ］
近畿大学・人権問題研究所教授。博士（社会学）。部落解放・人権研究所代表理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U-Tchallenge
2
部落問題について改めて知りたくて手に取った一冊。一問一答形式であるので、読みやすくなっている。また、誰しも抱いた素朴な疑問にも答えてくれているので、納得できる内容となっている。部落問題を「難しい」「よくわからない」と感じている者にとっては必読の一冊である。部落問題について自分の知っているものをアップデートしないといけないのではないだろうか。自分から学ぼうとしないとなかなか情報が集まらないものである。だから、是非とも多くの人に手に取って読んでもらいたい。2022/05/23
そーすけ
1
193*部落問題について全然知識が無いので、読んでみた。解放令により、免税措置などまで撤廃されたため、貧困に陥った。放っておいても、差別はなくならない。戒名という形で、死んでまで差別されるというのは、衝撃的であった。2018/08/19
doremi
0
差別を無くすには風化を待つのではなく、積極的に認識するのが必要だそうです。合理性が無いので、放置しておけば無くなると、私も思っていました。差別をする人の立場の紹介があってもよかったのですが、「一問一答」なので、仕方ないかと。真偽は不明ですが、電気が通ったのも遅かったみたいです。 2015年 C0036 \1200. 20132015/04/03
U-Tchallenge
0
部落問題について改めて確認したく手に取った。やはり、平易な文章で書かれておりわかりやいと感じた。部落問題についての疑問に全てと言っていい程応えてくれている内容であった。差別があるならば、その差別をなくすために積極的に行動しないといけないだろう。何もせず勝手に差別がなくなるということはない。それは歴史が証明していることだ。そのために、自分は何ができるだろうか。そんなことを考えながら読み進めた。2023/05/23
究極のつんでれ
0
すごい。特に部落の歴史については何度も読み直してみたい。 2022/04/03
