内容説明
職場のいじめは企業のクライシスサイン。人権侵害の横行やモラールダウンした職場への警告です。職場のいじめを人権問題として受け止め、対処しましょう。
目次
職場のパワー・ハラスメントとは、何ですか?また、何が背景となっているんですか?
リストラで執拗な退職強要が横行しています。これはパワー・ハラスメントではないでしょうか?
根拠のないうわさを理由に「今度の異動で配置転換する」と通告されました。どうしたらよいでしょうか?
派遣先の上司と折り合いが悪くいじめられていました。人事担当に訴えたところ、更新時に打ち切りとなり、派遣元からも解雇されました。このようなことは許されますか?
パワー・ハラスメントの被害者は女性が多く、セクハラに絡んだものが多いと聞きますが、その理由や背景は何ですか?
仕事中に怒鳴られて、突き飛ばされてけがをしました。労働災害として扱うように会社に要求できますか?
昼休みの電話当番、時間外の清掃などを「業務命令だ」と言われてやらされます。拒否することはできませんか?
パワー・ハラスメントに悩み、退職を決心しましたが、「自分から辞めるといろいろな不利益をこうむる」と聞きました。本当ですか?
パワー・ハラスメントを受けて、泣く泣く退職したら、「自己都合退職」となり、雇用保険が三カ月間支給されませんでした。こんなこと許されますか?
上司のいじめに耐えられず、ズーッと休んでしまいました。「無断欠勤で懲戒解雇になる」と言われ困っています。どうすればいいでしょうか?〔ほか〕
著者等紹介
金子雅臣[カネコマサオミ]
1943年生まれ。東京都中央労政事務所などで長年、労働相談を担当。労働現場の人権侵害の実態、また人権侵害を起こさない職場づくり、人権侵害をうけた働く者に対する企業の対応などに詳しい
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