内容説明
本書は、外国人労働者とその家族の人権問題をとおして、日本社会がアジア・「第三世界」とどのようにかかわっているのか、日本社会が「少数者(マイノリティー)」に対して、どのように対応しているのかを、ともに考えようと企画されたものです。
目次
外国人労働者とその家族とは、どのような人たちをいうのですか。
日本は単一民族社会ではないのですか。
なぜ外国から日本にまで働きにくる必要があるの?
文化、習慣が違う外国人は、ともに生活はできないのでは?
超過滞在などをした外国人は摘発を受け、強制退去になるのが当然でしょう。
超過滞在などの外国人はどのような仕事をしているのですか。〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maaaa
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まずは一人の人間として見ること読んでて一番大切だと思いました。2015/04/08
みーあ
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★3.5 1998年初版。「アムネスティ制度」…基本的人権の侵害の多くが、不正規な在留状態を原因としていることから、一定程度の居住の事実と生活実態があれば、申請によって違法状態から合法的に在留資格を付与するという合理的措置のこと。アメリカ、フランス、イタリア、スペイン等でこの制度が取られているという。が、その後の移民政策を鑑みると、外国人受入が良い選択だったとは思えない。うまくいっていないパターンしかニュースにならないからかもしれないが、今の自分に受け入れられると思えないので、自分の狭量さは悲しいが反対。2024/10/05