原発と民主主義―「放射能汚染」そして「国策」と闘う人たち

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原発と民主主義―「放射能汚染」そして「国策」と闘う人たち

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  • サイズ 46判/ページ数 456p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759268171
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

原発事故による「緩慢な被災」が続くなか、新たな原発建設が始まろうとしている。3.11から何を学んだのか。何をなすべきなのか。

目次

01 原発と地方自治(インタビュー 村上達也氏(元東海村村長))
02 原発廃絶の闘い(インタビュー 小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教))
03 絶望と冷静な怒り(インタビュー 武藤類子氏(原発事故被害者団体連絡会共同代表))
04 福島、メディア、民主主義(インタビュー 鎌仲ひとみ氏(ドキュメンタリー映画監督))
05 強制帰還政策の行方 中央と地方行政の狭間で(インタビュー 鈴木祐一氏(元浪江町役場職員))
06 住民なき復興(インタビュー 長谷川健一氏(元酪農家))
07 「町残し」というジレンマ(インタビュー 馬場有氏(元浪江町町長))
08 帰る場所を求めて(インタビュー 小林友子氏(旅館「双葉屋旅館」女将))
09 科学者と市民社会(インタビュー 崎山比早子氏(元放射線医学総合研究所主任研究官))
10 未来へ向けて記憶を紡ぐ(インタビュー 里見喜生氏(旅館「古滝屋」一六代当主))

著者等紹介

平野克弥[ヒラノカツヤ]
1967年生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。米国シカゴ大学で博士号取得。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)歴史学部教授。研究分野:近世・近代の文化史、思想史、歴史理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くものすけ

11
10名の方へのインタビューにより構成された、非常に濃い内容の福島原発事故後の現地の状況を炙り出す大作。情報量が非常に多く、しかもほとんどメディアで取り上げられていないことばかりで驚きの連続。原発開発を「国策」として推進することの大罪が暴かれています。心配される子供の甲状腺がんの異常な発生率の高さも正式には発表されていない事実を代表として『福島事件」を風化させようとする東電・政府の対応には苛立ちを覚えます。「未来に対して何の責任感を持たず、目先の利益ばかり追求してよいのか」という言葉が鋭く突き刺さりました…2024/10/30

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