目次
第１部 ドイツ帝国におけるスィンティとロマの迫害：排除、権利剥奪、追放（ナチス独裁体制の構築；人種主義イデオロギー；全面登録：「人種優生学研究所」 ほか）
第２部 ナチス占領下ヨーロッパでのスィンティとロマの大量殺戮（チェコスロヴァキア；ポーランド；フランスとベルギー ほか）
第３部 絶滅収容所アウシュヴィッツ・ビルケナウ収容所区域ＢＩＩｅ「ジプシー収容所」（アウシュヴィッツのスィンティとロマ「ジプシー収容所」設立以前；１９４２年１２月２６日のヒムラーによる追放令；養護施設から追放されたスィンティトロマの子どもたち ほか）
附録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルナティック
5
「スィンティ女性三代記」を読むと、より一層理解が深まると思う。このような写真や資料を視覚的に確認することで、書籍を「本当に起こったこと」として捉えることが、さらに確かになると思う。金子マーティン氏の書籍を読むたびに、どれだけの根性で談話や資料等を集めたのだろうかと、驚嘆するとともに脱帽する思いだ。2011/10/15
