「橋のない川」を読む

住井 すゑ/福田 雅子【著】

解放出版社（1999/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 314p／高さ 20cm
• 商品コード 9784759251258
• NDC分類 913.6
• Cコード C0036

内容説明

作家住井すゑの全体像に迫り、小説「橋のない川」を徹底して読み解く、１０年余にわたるジャーナリスト福田雅子との対談集。

目次

第１章　最後の対談
第２章　夫と妻、家族のこと
第３章　「橋のない川」を書きはじめたころ
第４章　「橋のない川」はこうして生まれた
第５章　「夜あけ朝あけ」「向い風」
第６章　「橋のない川」第八部へ
第７章　「橋のない川」の秘密
第８章　作家の全体像に迫る―１９３０年代から「橋のない川」まで
第９章　水平社の人びと
第１０章　「橋のない川」に橋がかかったのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン]

橋のない川がどのようなシチュエーションで書かれたのか、作者はどんな思いを作品に託したのか、非常にリアルに感じられる。

2017/05/13

[黒豆]

橋のない川第８部が住井すゑさんの頭の中にはあったのだな。それは誰かが書きついでくれてもいいと書いてあるとおり、今でもその続きは、続いているような気がする。 地球人になれ、そう思います！

2021/10/03