内容説明
ひとり芝居「身世打鈴」上演2000回。全国で巡演を重ね感動の嵐と喝采を呼ぶ女優新屋英子の半生。
目次
序章 家族
第1章 戦争
第2章 希望
第3章 共鳴
第4章 出会い
第5章 ぬくもり
第6章 感動
第7章 木浦
第8章 映画
第9章 覚悟
終章 創造
著者等紹介
新屋英子[シンヤエイコ]
1928年生まれ。大阪市立扇町高等女学校卒業後、中部軍管区経理部女子軍属。52年劇団「制作座」入団、57年「関西芸術座」創立。一人芝居の先駆者として73年4月初演の「身世打鈴」は91年5月に1000回上演、05年4月24日には2000回記念公演(大阪・中之島公会堂)。その他一人芝居は朝鮮人被爆者を描いた「チョゴリを着た被爆者」、日本軍性奴隷を強いられた女性の半生から日本の戦後補償を問うた「燕よ、あの人に伝えてよ」(以上が「身世打鈴‐身の上話」三部作)。ほかに部落差別問題を問うた「ヒミコ伝説」、蓮如の「平座精神」を演じた「わたしの蓮如さん」など。最新作は沖縄戦をテーマにした「星砂‐オキンワ」(2人芝居)。映画は大島渚監督「愛の亡霊」、山田洋次監督「学校」、阪本順治監督「ぼくんち」、犬童一心監督「ジョゼと虎と魚たち」、李闘士監督「お父さんのバックドロップ」などに出演
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