目次
第1部 部落民(初期水平運動と部落民アイデンティティ;アジア太平洋戦争下の被差別部落における皇民化運動―同和奉公会についての点描;映画「人間みな兄弟 部落差別の記録」にみる部落問題の表象)
第2部 都市下層(「釜ヶ崎」形成史論;「慈善」の裏側―養育院のイデオロギー的正当化をめぐって;『浅草紅団』と“不良少年少女”の光芒)
第3部 ハンセン病とエスニシティ(政策的隔離草創期におけるハンセン病「療養」者の声―『癩患者の告白』を聴く;蜂起の痕跡―霧社事件と台湾における民族心理学研究をめぐって;多文化共生社会に向けてのパートナーシップ―兵庫県における自治体とNGOの協働の歩み)
著者等紹介
黒川みどり[クロカワミドリ]
静岡大学教育学部教員。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。博士(文学)。日本近代史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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