内容説明
本書は、困難な社会と人間関係のシガラミのなかで重い荷物を背負いながら挫けそうになっている苦悩するリーダーのためのエンパワメント(持てる内面の力に気づき、発露する)を提示するものである。
目次
序章 見つかった座標軸―私と共同体×外面と内面(人権の新世紀へ;座標軸の発見 ほか)
1章 人間とは何か?―人間は本当に平等か?(差別はなくなっている?;人はどういう存在か? ほか)
2章 偏見・差別とは何か?―リーダーの上昇と下降(偏見と差別は一緒?;差別はどこから生まれるか? ほか)
3章 人権相談ワークショップ―リーダー(対人援助者)としてのスキル(差別はなぜ表面化しにくいのか?;聴くだけで解決するのか?)
附章 人権理論の発展のために―気づいたこと、さまざま(議論を沸騰させよう!;部落差別とは何か? ほか)
著者等紹介
白井俊一[シライシュンイチ]
1946年生まれ。大阪市立住吉人権文化センター・人権啓発室長。部落解放同盟大阪府連合会住吉支部副支部長。部落解放・人権研究所啓発企画室・主事。人権ワークショップ研究会・世話人
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