出版社内容情報
教職員が連携しチーム力を高める学校経営、子どもの育ちや成長を支える学級経営。この2つに有効なファシリテーションのスキルを、学校現場をよく知る著者が具体的に提案する。好評既刊のファシリテーター入門講座・学校編
まえがき
1日目 LESSON1 なぜ、ファシリテーション? だからファシリテーション
子どもたちの生きる力(=自己選択、自己決定する力)を育む
「心の体力」を温めるエンパワメントなアプローチ
権利と権利は衝突する
だからファシリテーション
2日目 LESSON2 ファシリテーションとは何か
①授業におけるファシリテーション
聴くことがむずかしくなっている
放置すれば下がる授業の参加度
聴き合う関係を育むファシリテーション
子どもたちの自己選択、自己決定、つながりを育む
②会議におけるファシリテーション
学校の会議を効率的、効果的に変える
3日目 LESSON3 私のファシリテーター度チェック
4日目 LESSON4 学校の会議を変える①
──教職員のチームワークを高めよう!
学校の会議を変える
まずは課題の洗い出しから
5日目 LESSON5 学校の会議を変える②
──つぶやきを拾う「ホワイトボード・ミーティング」
好意的な関心の態度で聴く
やってみよう!ホワイトボード・ミーティング
6日目 LESSON6 学校の会議を変える③
──経験値(知)、暗黙値(知)を標準化する
フレームワークから、コンテンツワークへ
発散→収束→活用のサイクルを生み出す
経験値(知)と暗黙値(知)を標準化する
上手な引き出し方(主にファシリテーター)
7日目 LESSON7 学校の会議を変える④
──すべての基本はPDCA
すべての基本はPDCA―いい循環を起こそう!
①年間方針を立てよう
②ファシリテーションで議論を可視化
子どもは共に学校をつくるパートナー
子ども理解の3・3・3
8日目 LESSON8 エンパワメントな教室づくり①
──子どもとの信頼関係を構築しよう
教師は身近な大人のロールモデルです
ゴール(夢)やルール(約束)を共有する
学年や学期の始めに、学級方針と一人ひとりの目標を共有する
まずは、みんなで力を合わせて「静かを作る」
教室は失敗して学ぶ場所
統制ではなく、信頼構築
9日目 LESSON9 エンパワメントな教室づくり②
──子どもたちに聴き合う関係を育む
子どもたちの参加度を高める
教室デザインに変化をつけよう
授業をポイント展開する
まずはフレームワークの成立から
教室のなかに聴き合う関係を育む
10日目 LESSON10 エンパワメントな教室づくり③
──学校や教室の可視化を進める
学校のなかにある温かさを可視化(見える化)しよう
ゴールとルールの可視化を進める
子どもたちと情報共有を進める
家庭との情報共有を進める
11日目 LESSON11 エンパワメントな教室づくり④
──魅力的な学級通信を作ろう
書く力、書く参加
机の下から発見された学級通信
読みたいように書く技術
戦略的に学級通信を作ろう
12日目 LESSON12 エンパワメントな教室づくり⑤
──荒れた教室こそ、温めよう
「荒れていく教室」を「温かい学びの教室」へ
学校や学年で、対応をあらかじめ共有しておく
冷めているときほど、温める工夫をする
13日目 LESSON13 エンパワメントな教室づくり⑥
──子どもたちの主体的な学びを生み出す
公平であること
クラスが崩壊していくとき
14日目 LESSON14 エンパワメントな教室づくり⑦
──スモールステップを積み重ねる
コミュニケーショントレーニングとしてのチャング学習
15日目 LESSON15 エンパワメントな教室づくり⑧
──体験的な学びを育む
子ども時代を幸せに過ごす
学校に来ることは、それだけでスゴイこと
日頃の体験的な学びが大切
聴き合う関係を育む
教室にやわらかい関係を育む
参考文献
あとがき
ホワイトボードを使ったミーティングや会議、さまざまなアクティビティの紹介など、教師のファシリテーションを高めるスキルを学校現場にあわせて提案!
教師が、学校が変われば子どもも変わる! 楽しく豊かな学びの場にするための必読書
目次
なぜ、ファシリテーション?だからファシリテーション
ファシリテーションとは何か
私のファシリテーター度チェック
学校の会議を変える1―教職員のチームワークを高めよう!
学校の会議を変える2―つぶやきを拾う「ホワイトボード・ミーティング」
学校の会議を変える3―経験値(知)、暗黙値(知)を標準化する
学校の会議を変える4―すべての基本はPDCA
エンパワメントな教室づくり1―子どもとの信頼関係を構築しよう
エンパワメントな教室づくり2―子どもたちに聴き合う関係を育む
エンパワメントな教室づくり3―学校や教室の可視化を進める〔ほか〕
著者等紹介
ちょんせいこ[チョンセイコ]
人まちファシリテーション工房。大阪府在住。桃山学院大学卒業後、障がい者の作業所職員、NPO職員を経てファシリテーターになる。ホワイトボード・ミーティングを提唱し、主に会議や研修、事業推進におけるファシリテーター養成に取り組む。トレーニングには、ボランティア、NPO職員、自治体職員、教職員、社会保険労務士、起業家、社会福祉施設職員、システムエンジニア、ビジネスコンサルタントなど、多様な人が集まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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